今年もあっという間に半分が過ぎてしまいました。焦る気持ちもありますが、いじけずに後半も頑張りたいと思います、笑。 7月最初のお稽古はS.I.さんです。今回は”水”を素材の一つとして捉えて作品を制作していただきました。 通常、いけばな作品は”花材”と”花器”で構成されますが、”間合い”という目に見えない虚の要素もまた、欠かせない重要なものです。器に花を隙間なく盛り込む欧米スタイルのアレンジメントとは対照的に、この”間”こそがいけばならしさであり、魅力と言っても良いでしょう。少し抽象的ですが、目に見える花や枝と同じように、花材と花材の間の”空間”や”水”といった「何もない」「目に見えない」部分に緊…