小学生の頃、ハーモニカを吹くのが好きでした。持っていたのはミヤタの複音でキーはCです。楽譜は学校の教科書を使いましたが曲数が少なく、書店でハーモニカ名曲集を求めました。これが五線譜ではなく、数譜で書かれていたのです。ドが1でレが2、長さやオクターブの上下の記号もありました。唱歌や世界の名曲といった内容で、歌謡曲やポピュラー音楽は載っていません。それで覚えた曲は今でもドレミで歌えます。(ここまで書いて東京新聞の朝刊を読んでいたら、なんとそこにミヤタハーモニカの通販広告がありました。C調1本で価格は17,380円、数譜の曲集が付いています。)そのうちに、このハーモニカでは他の調もある五線譜の曲が吹…