株式会社ポケモンと任天堂より発売されているゲーム『ポケットモンスター』シリーズを原作とするTVアニメ。
初期に一時休止期間があったものの、メディアミックスのアニメ作品として約20年と息が長い。
1997年4月1日よりテレビ東京系で放送中。
15年以上にわたって木曜日19時のテレビ東京の顔となっているが、第1期の1997年内は火曜日18:30〜19:00(現在はバラエティ枠の一部)の放送であった。
ポケモンの略称でおなじみの、モンスター育成型RPGのシリーズ。発売元は任天堂、株式会社ポケモン(2001年以降)。本編の開発元はゲームフリーク。
1996年にシリーズ最初の作品が発売。1997年よりTVアニメがスタート。世界的なブームを引き起こす。
「戦うのは主人公ではなくモンスター(ポケモン)で、そのポケモンは『モンスターボール』という道具でつかまえる」ことと、「通信ケーブル*1を用いて通信でポケモンを交換する」というのが本シリーズの特徴。
捕まえたポケモンたちはバトルで経験を積むとレベルアップし、うまく育てると一部のポケモンは「進化」させることができる。通信対戦で他のプレイヤーとのポケモンバトルも楽しめる。ポケモンやわざには炎タイプ、草タイプなど様々なタイプがあり、互いに相性や組み合わせによってバトルが左右される。
主人公がはじまりの町で御三家と呼ばれるポケモンのうち1匹をもらい、様々な土地を旅してつかまえたポケモンを育てながら、ロケット団などの悪の組織が起こす事件を解決したり、各地のジムリーダーとポケモンバトルで対戦していくというのが大まかなゲームの流れ。
各地のジムリーダーに勝利して全てのバッジを手に入れると、ポケモンリーグに挑戦することができる。ポケモンリーグで四天王およびチャンピオンに勝利して「殿堂入り」することがゲームの目的だが、ポケモン図鑑の完成や通信対戦など、むしろ「殿堂入り」してからが本番であるのも特色である。
1997年にはアニメ化もされ、社会現象と呼べるほどの大きなブームが巻き起こる。
タイトル | 世代 | 機種 | 発売日(日本) |
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ポケットモンスター 赤・緑 | 1 | ゲームボーイ | 1996年2月27日 |
ポケットモンスター 青 | 1996年10月15日 | ||
ポケットモンスター ピカチュウ | 1998年9月12日 | ||
ポケットモンスター 金・銀 | 2 | ゲームボーイカラー(以降対応) | 1999年11月21日 |
ポケットモンスター クリスタル | ゲームボーイカラー(以降専用) | 2000年12月14日 | |
ポケットモンスター ルビー・サファイア | 3 | ゲームボーイアドバンス | 2002年11月21日 |
ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン | 2004年1月29日 | ||
ポケットモンスター エメラルド | 2004年9月16日 | ||
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール | 4 | ニンテンドーDS | 2006年9月28日 |
ポケットモンスター プラチナ | 2008年9月13日 | ||
ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー | 2009年9月12日 | ||
ポケットモンスター ブラック・ホワイト | 5 | ニンテンドーDS | 2010年9月18日 |
ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2 | 2012年6月23日 | ||
ポケットモンスター X・Y | 6 | ニンテンドー3DS | 2013年10月12日 |
ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア | 2014年11月21日 | ||
ポケットモンスター サン・ムーン | 7 | 2016年11月18日 |
その他の外伝を含む関連作品については 「リスト::ポケモン」 を参照。
基本的には同世代間は「相互」、新旧世代間は新世代への「片道」。つまり、第3世代作品から第5世代作品へは第4世代作品を経由しての移動となる。
ただし、第2世代は第1世代との間が条件付き「相互」である代わりに、第3世代との間の互換が無い。
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*1:当時は対応ソフトも少なく、イマイチ存在意義のない周辺機器だった。