ガンプラ15周年を記念して、1995年にバンダイがスタートさせたハイエイジ向けのプラモデルシリーズ。
当初は玩具安全基準を通した、対象年齢10歳以上の商品だったが、1997年末発売の「ガンダム試作1号機フルバーニアン」以降は全て対象年齢が15歳以上に引き上げられた(それ以前に発売された商品も、後の再生産でSTマークが削除されている)。
開発初期は「究極のガンプラ」として、この時既に主流だった「いろプラ?スナップフィット」を廃して、純粋なプラモデルとして「単色成型?要接着剤」という仕様にする事も検討された。しかし、それでは折角のモデルも完成に漕ぎ付けるまでのハードルが高くなってしまう、との判断に拠り、結局は「いろプラ?スナップフィット」路線を維持する。
開発時間?費用が通常のプラモデルより多く掛かる為、ひとつの製品から色換え?パーツ換え等のバリエーションを多数リリースしている。
変形可能なSガンダムから、アクションフィギュア然とした可動を持つGガンダム、そしてカトキハジメバージョンのモビルスーツに至るまで、幅広いラインナップが最大の魅力である。
なお、基本的にガンダムシリーズ(1/100スケール)が本シリーズの中枢を為すが、僅かな例外として、ダンバインやパトレイバー(いずれも1/35スケール)も商品化されている。
バンダイではキャラクター模型として、他にHGやPGシリーズなどを発売している。
MGシリーズが他と異なる点を簡単に言うと、
「HGシリーズは高レベルの造形と可動」
「MGシリーズは内部フレーム再現し、製作工程も楽しめる高レベルの造形と可動」
「PGシリーズは内部フレームの可動とパーツ単位での造形魅力も追求した、高レベルでの造形と可動」
となる。
シリーズを重ねるごとに、PGシリーズの要素をMGへのフィードバックなどが発生している。