YASHICA。日本のカメラメーカー。前身は1949年に設立された八州(やしま)精機。
元々「ヤシカ」とは「ヤシマ・カメラ」の略称で、八州精機が製造する写真機のブランド名だったが、1958年にニッカカメラを傘下におさめた頃、社名を「ヤシカ」に改めた。
早くからカメラの電子化に力を入れており、1966年に発売した「エレクトロ35」シリーズは大ヒット商品になった。
「エレクトロ35」シリーズで培った電子技術を背景にカールツァイス財団と手を結び、1976年には一眼レフカメラRTS(RealTimeSystem)を発売、CONTAXブランドを復活させた。
1983年、業績の悪化などから、京セラにより吸収された。その後「ヤシカ」の名は京セラの小型カメラの商標の一つとして使われていたが、2007年7月末、香港の企業に売却された。