あなたは人間はどんな存在だと思いますか? ゾウやライオンのように自然と共に生きる動物なのか? または知性を持ったことにより世界を統治する唯一の神のような存在なのか? 今回はオーストリアの動物行動学者コンラート・ローレンツから見た人間の 存在について書きます。彼は「刷り込み」の発見でも有名です。 これを読み終わったときに、あなたはどう感じるのでしょうか? 自問自答しながら読んでみてください。 ローレンツは大の動物好きで、日本で言えばムツゴロウさんのような人です。 彼の家ではカラス、オウム、ガン、サルなどの動物が放し飼いにされていました。 中には大型で危険な動物もいました。心配なのは、まだ幼い長女…