青少年期の発達=同一性の確立 青少年期の発達の特徴に移ります ここでの発達は児童・学童期ほど深い深層心理には入り込みませんが、成人後の性格に大きな影響を与えます 青少年期は自我も芽生え、子供と大人の中間に位置する子供ではないが大人でもないという不安定な時期です 「自分はどんな人生を歩むのか?」 「どんな才能があるのか?」 「自分はどんな人間なのか?」 「自分はなにができるのか?」 などの深い疑問を抱え、試行錯誤しながら答えを見つけていかなければならない時期です 考え方も未完成、感情の起伏も激しく孤独も求めるし集団も求めます この不安定な青少年期の発達課題は『自分を独立したひとりの人間として認識…