日本の鎌倉時代の浄土宗の僧である一向俊聖を祖とする仏教宗派。江戸時代になると幕府によって時宗に強制的に統合され、時宗一向派と改称させられた。
日本の鎌倉時代の浄土宗の僧である一向俊聖が創めた仏教宗派。江戸時代には幕府によって時宗に強制的に統合され、時宗一向派となった。その後、昭和期には大半の寺院が時宗を離れ浄土宗に帰属するようになった。
ほぼ浄土真宗を意味する。ひたむきに念仏を唱えることから、この名称がついたらしい。なお、浄土真宗の教団自身はこの名を自称しなかった。 開祖は親鸞だが、日本的規模で広がったのは蓮如の功績による。 室町時代末期より、加賀・越前、近畿などにおいては「一向一揆」により、国まで獲るにいたった。
マンガ日本の歴史 23弥陀の光明をかかげて石ノ森章太郎中央公論社1991年9月5日 初版印刷1991年9月20日 初版発行 『マンガ日本の歴史 22 王法・仏法の破滅 応仁の乱』の続き。22巻では、足利義教亡き後の世の中の混乱ぶりに拍車がかかり、かつ、幕府の主導権争いから応仁の乱勃発。23巻では、宗教の集団がそれぞれに対立し合い、かつ勢力を増して一揆をおこし、幕府を揺り動かす。 megureca.hatenablog.com 目次序章 法華・一向両教団前史第一章 蓮如教団の発展第二章 法王国と寺内町第三章 天文の争乱第四章 法華一揆の興亡 戦が続くなか、顕密の宗教の改革者たちが分かれて新たな宗…
久しぶりにこのブログに向かう。ほとんど誰も読まないから気が楽で、思うままに書き散らすことができる。この他に「人生二毛作_定年後の生き方」というブログも書いているが、そこは昨日からアクセス数が増えてきた。1か0の日が続いていたが昨日急に20を越えた。もうこうなると誰かが読んでいる状態になって、気ままというわけにはいかなくなる。アクセス数を増やすことに意識が向いてしまう。それが張りあいになってまた読まれることを目指して書くようになるだろう。それは仕方がない。それが気にならないほどぼくは超人ではない。 さて今気になっているのは、読書会で毎年恒例の文学散歩のことだ。今年は、時代小説で地元石川の南加賀が…
天離り果つる国(上)【電子書籍】[ 宮本昌孝 ]価格: 1000 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 諸国巡業をする若き竹中半兵衛は白川郷で、強盗に遣い家族が皆殺しされた中で1人生き残った赤子を救う。半兵衛はその子を七龍太と名付け、従者の十助の子として育てる決意をする。七龍太は半兵衛から教えを受け、知勇に優れた美丈夫に成長した。その美しさと知恵と機転は、天女と評された信長の妹、市からも見初められる。七龍太の活躍は信長から認められることとなり、織田家の使者として、飛騨山中の白川郷にある帰雲城の城主、内ヶ嶋氏理を訪ねることになった。 高所にあるため、雲が山にあたって帰されると言われる帰雲城。峻厳な山…
魂の沃野(上)【電子書籍】[ 北方謙三 ]価格: 770 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 加賀国では、応仁の乱で東軍に属した兄富樫政親と西軍に与した弟の富樫幸千代が、守護の座を巡って争っていた。そこに浄土真宗の富田派と、蓮如の登場で門徒が急増している真宗本派の争いが加わる。一時は富樫政親が敗退するが、政親は真宗と加賀南部を領土とする有力地侍の風間小十郎を仲間に引き入れて、加賀の守護に返り咲く。政親は守護になると、一度は手を組んだ真宗(一向宗)の軍勢が次第に邪魔と感じてきた。年貢も本願寺に寄進するものが多く、政親は次第に国人たちに強引な年貢の徴収を命じるようになる。 戦いにおいて峻厳な規律で圧…
覚 一ⓐ、伴天連門徒之儀ハ、其者之可為心次第事、 一ⓑ、国郡在所を御扶持ニ被遣候を、其知行中之寺庵*1百姓已下を心さしも無之所、押而*2給人*3伴天連門徒可成由申、理不尽成候段曲事候事、 一ⓒ、其国郡知行之義、給人被下候事ハ当座*4之儀ニ候、給人ハかはり候といへ共、百姓ハ不替もの候条、理不尽之義何かに付て於有之ハ給人を曲事可被仰付候間、可成其意候事、 一ⓓ、弐百町・二三千貫ゟ上之者*5、伴天連*6ニ成候ニおゐてハ、奉得(闕字)公儀御意次第*7成可申事、 一ⓔ、右之知行より下を取候者ハ、八宗九宗*8之義候条、其主一人宛ハ*9心次第可成事、 一ⓕ、伴天連門徒之儀ハ、一向宗ゟも外ニ申合候由被聞召候、…