講談社現代新書「輪廻転生<私>をつなぐ生まれ変わりの物語」(竹倉史人著)を読了。 オカルト系の人がものした本ではなく、上田紀行さんの弟子筋の人類学系の人が書いた本なので、冒頭はアフリカやアラスカ先住民におけるいかにもな記述から始まる。 そのパートはどうも乗り切れなかったが、次の原始仏教方面の章からは印象ががらり一変。その古きインド思想をサラリと概観していく章(輪廻思想)、続くフランス人・アラン・カルデックの書いた「霊の書」(リインカーネション)関連の章で一気にクライマックスが来た。 とくにインドパートは簡潔にして要所を完璧におさえてあるイメージで、この本はここだけ読めば元が取れるみたいな感じ。…