1936年2月26日、陸軍の中で皇道派と呼ばれる青年将校たちが起こしたクーデター未遂事件。皇道派は政財界と結んでいた統制派を倒して天皇をまつりあげようと目論んでいた。 岡田啓介総理大臣の秘書、斎藤実内大臣、渡辺錠太郎教育総監、高橋是清大蔵大臣らを続けざまに殺害し、官公庁街を一時占拠したが、28日に「奉勅命令」が出され、翌日に陸軍包囲下で投降。北一輝などをはじめ、首謀者とされた人間の多くが処刑された。
❝【日本という怪しいシステムに関する一見解】❞ (初稿1999.10.29)❝平成15年5月16日改定 岡山県井原医師会鳥越恵治郎(H26年4月17日一部改定)http://www.ibaraisikai.or.jp/information/iitaihoudai/houdai37.html 第37話「日本という怪しいシステムに関する一見解」 ※この記事は一冊の本になるような長文の論文です。学校教育では日本の近現代史は尻切れトンボ傾向のようですが、今日に繋がる20世紀の日本の赤裸々な史実を通して日本の権力構造を解明しています。❞ プロローグ ❝ ※筆者は日本人でありながら、どうしても昭和以後の…
ネタバレ注意新刊の内容に触れている文言があります。ネタバレになる可能性もあるのでご注意ください。しばらく買っていなかったためにまとめ買い。 リアルタイムにビッグコミックオリジナルで読んではいますが、やはり単行本でまとめ読みすると話の流れが見えて得をした気分になりますね。 以下、各巻の感想を書いてみました。 昭和天皇物語 第11巻 帝国陸軍内の統制派と皇道派との対立が永田鉄山軍務局長の暗殺で頂点に。 一方で血気にはやる一部青年将校たちの行動もあり、帝国陸軍中央はさらに不穏な雰囲気に包まれます。 個人的に興味を引いたのは、昭和天皇の眞崎甚三郎陸軍大将に対する評価がはっきり書かれていたことと、鈴木貫…
1936年(昭和11年)2月26日、日本を揺るがす未曽有のクーデター未遂事件「二・二六事件」が勃発しました。 陸軍の「皇道派」に属する青年将校22人が約1500人の部隊を率いて武力蜂起したのです。 (能條純一「昭和天皇物語」12巻) 二・二六事件の背景にあったのは陸軍内の統制派と皇道派の派閥抗争でした。 イヤだイヤだ。軍人のくだらない勢力争い。 事件の前は統制派有利の状況でして、統制派は陸軍中枢の高官が中心で陸大卒のエリートなんですね。 皇道派の人は陸大出身者はほとんどいません。 当時の日本は世界恐慌による深刻な不景気で都市部では失業者があふれ地方の農村では娘を売る家も出るほどの窮状でした。 …
「二・二六事件の発生から終結までの四日間を、オールスターキャストで描いた五社英雄監督作品。原作・脚本は笠原和夫。昭和11年2月26日。昭和維新を掲げた陸軍の青年将校たちは、1500人にも及ぶ決起部隊を率いてクーデターを起こした。彼らは雪の降る中、岡田首相、高橋蔵相、斎藤内大臣、鈴木侍従長などを襲撃。翌27日に戒厳令が施行され、決起部隊は原隊への復帰命令を受けた。原隊からの食糧提供も止められ、将校たちは自分の家族や恋人のことを思い返す。野中大尉は安藤大尉に部隊の原隊復帰を説得、最初は抵抗していた安藤も兵士たちを投降させることにした。安藤は拳銃自殺を図るが未遂に終わる。野中は拳銃で自決した。決起部…
★★☆☆☆ あらすじ 1936年に起きた「二・二六事件」を描く。 二・二六事件 - Wikipedia 感想 映画開始と共に一気に226事件に突入していく。彼らが次々と要人たちを襲撃する様子は凄まじい。しかし、こういう人たちは何かと天皇の名を持ち出す。直接本人に意思を確認したわけでもないのに、勝手に代弁したつもりになっているのは相当ヤバい。まるで自分の意思ではないように振る舞うところもズルい。 要人たちが殺されていく中で、その家族が必死に将校たちにすがり付く姿が印象的だ。確かに自分の家族が殺されそうになっているのに、黙って見過ごすことなど出来ないだろう。 (adsbygoogle = wind…
蒲生邸事件 上 (文春文庫) 作者:みゆき, 宮部 文藝春秋 Amazon 「蒲生邸事件」 宮部みゆき(著) 文藝春秋 あらすじ 書きたかった事が全て表紙に書いてある(笑) まとめ こんな人にオススメ こんばんは、ちわぷ〜です! 明日は久しぶりに出張なので、荷造りしつつ旅のお供をして頂く書籍を吟味しているところです! 本日は宮部みゆき先生の代表作の一つでありながら、意外と読んでいない方も多い印象の作品をチョイスいたしました☆ 「蒲生邸事件」 宮部みゆき(著) 文藝春秋 あらすじ 1994年2月26日。受験の為に上京した浪人生の孝史は宿泊していたホテルで火災に遭う。 タイムトラベラーだという男に…
YouTube「東映シアターオンライン」で映画『動乱』(1980年、監督:森谷司郎)を鑑賞。二・二六事件を背景に青年将校とその妻の生きざまを描いた大作。第1部「海峡を渡る愛」、第2部「雪降り止まず」の二部構成。高倉健と吉永小百合の初共演が注目を集めた。本作は東映映画だが、日活出身の吉永に加え、東宝出身の森谷の組み合わせが五社協定が終焉した時代を感じさせる。動乱 [DVD]高倉健Amazon宮城大尉(高倉健)の部隊から二等兵(永島敏行)が脱走し、その姉・薫(吉永小百合)が売られようとしていることを知る。宮城は弟を失った薫にかなりの金を渡す。しかし転任先の朝鮮で慰安婦となった薫と再会し、内縁の妻と…
一条真也です。たった一字に深い意味を秘めている文字は、世界でも漢字だけです。そこには、人のこころを豊かにする言霊が宿っています。その意味を知れば、さらに、こころは豊かになるでしょう。今回の「こころの一字」は、「任」です。 人生のあらゆる局面で、あなたが成功するための魔法の言葉を1つ紹介しましょう。それは、「すべて私にお任せください」という一言です。飛行機やホテルでキャンセル待ちしているとき、大事なクレジットカードを紛失したとき、そして愛する家族を失ったとき、この一言は人の心に限りない安心感を与えてくれます。 「人は城、人は石垣、人は濠」という武田信玄の言葉は、一般には彼の部下愛だと受けとめられ…
序文に惹かれた。 表紙をめくって三秒で、魂をガッチリ絡めとられた。 所謂二・二六事件は例に依って支配階級の打倒、財閥勦滅の叫聲を天下に漲らせたのである。彼等は壮語して国家改造の重任に当らんと云ひ、所謂愛国的熱情を以て挺身せりと自負してゐるのである。其の動機心境の如何を問はず我等は此の如き企(くわだて)に対し断乎として反対を表明せずには居られないのである。如何に理論ずけようとも、此の如き一挙は至尊の大権と政治の大権とを欺き奉る中世武門政治時代の再現に外ならぬものであって、逆賊的思想行動と断じなければならないのだ。 なんという大胆さであったろう。 青年将校の暴発に対し、ここまで遠慮会釈なき、ほとん…
今回の本はコチラ↓。 二・二六事件 (河出文庫)作者:平塚 柾緒河出書房新社Amazon 二・二六事件 日本史の授業でほぼ必ず耳にする歴史的出来事、クーデター未遂事件。陸軍の皇道派と呼ばれる青年将校が帝都東京の中心地でクーデターを起こそうとしたってまでは大体授業で習うけど、事の始まりや推移、その後についてはこうやって本読んだりググったりしないとなかなか知る機会ないですからね。 なんで数ある歴史的出来事から二・二六事件の本を選んだかというと、戦争や戦以外で好きな日本史の歴史的出来事が二・二六事件や五・一五事件だからですね。五・一五事件の本もそのうち読む予定。 本では蹶起するに至った経緯や当日の経…
・『日米・開戦の悲劇 誰が第二次大戦を招いたのか』ハミルトン・フィッシュ ・『繁栄と衰退と オランダ史に日本が見える』岡崎久彦 ・『陸奥宗光とその時代』岡崎久彦 ・『陸奥宗光』岡崎久彦 ・『小村寿太郎とその時代』岡崎久彦 ・『幣原喜重郎とその時代』岡崎久彦 ・政党が藩閥から奪った権力を今度は軍に奪われてしまった ・溥儀の評価 ・二・二六事件前夜の正確な情況・二・二六事件 ・『吉田茂とその時代 敗戦とは』岡崎久彦 ・『村田良平回想録』村田良平 ・『歴史の教訓 「失敗の本質」と国家戦略』兼原信克・日本の近代史を学ぶ ・必読書リスト その四 どうして、世の中がこのように右傾化したのだろうか。ここで、…
・『日米・開戦の悲劇 誰が第二次大戦を招いたのか』ハミルトン・フィッシュ ・『繁栄と衰退と オランダ史に日本が見える』岡崎久彦 ・『陸奥宗光とその時代』岡崎久彦 ・『陸奥宗光』岡崎久彦 ・『小村寿太郎とその時代』岡崎久彦 ・『幣原喜重郎とその時代』岡崎久彦 ・政党が藩閥から奪った権力を今度は軍に奪われてしまった ・溥儀の評価 ・二・二六事件前夜の正確な情況・『吉田茂とその時代 敗戦とは』岡崎久彦 ・『村田良平回想録』村田良平 ・『歴史の教訓 「失敗の本質」と国家戦略』兼原信克・日本の近代史を学ぶ ・必読書リスト その四 満洲国皇帝には、清(しん)国最後の皇帝であった宣統帝(せんとうてい)溥儀(…
山口輝臣編著『渋沢栄一はなぜ「宗教」を支援したのか:「人」を見出し、共鳴を形にする』(ミネルヴァ書房、令和4年4月)所収の山口「第三章 蓮沼門三と渋沢栄一」は、蓮沼が主宰した修養団の機関誌『向上』の発行部数に言及している。 こうして修養団は加速度的に拡大した。機関誌『向上』の発行部数は、一九一二年には二〇〇〇部だったのが、一九一九年には一万二〇〇〇部へと増加。翌年からは月に二〇〇〇人のペースで団員が増えはじめ、二二年一〇月には八万人を超える。(略) 修養団を支援した渋沢は、昭和6年に亡くなる。その後の『向上』の発行部数は、小林昌樹編・解説『雑誌新聞発行部数事典ーー昭和戦前期 附・発禁本部数総覧…
正論 宰相の暗殺に国家の綱紀示せ 東京大学名誉教授・平川祐弘 2023/9/21 08:00平川 祐弘 平川祐弘氏 戦前日本「暗殺による統治」 首相の暗殺と国家の運命について考えたい。戦前の日本は「暗殺による政治」と諸外国から批評された。子供心に「日本で政治家になる人は殺されても怖くない。そんな偉い人たちだ」と思っていた。 昭和十一年二月二十六日の雪の降る暗い朝、岡田啓介首相殺害のニュースが流れ、兄を学校へ行かせるべきかどうか、親が相談していた。父がその直後に買った二・二六事件関係の本が家には転がっていた。 殺された重臣を惜しんで父は『高橋是清自伝』を読んだのだろう。だが戦争末期、中学生の私は…
小室直樹『新版 三島由紀夫が復活する』(毎日ワンズ)を読む。初めに第1章「三島由紀夫と二・二六事件」として2.26事件が詳しく語られる。それも反乱軍である青年将校側に立って事件を語っている。2.26事件に際して昭和天皇が鎮圧を命じた。それを三島は深く悼んでいる。 第2章「戦後天皇制に挑戦した三島由紀夫」。冒頭で『英霊の声』の末尾が引用される。「などてすめらぎは人間(ひと)となりたまいし」。戦後の天皇の人間宣言を三島は批判する。そして『豊穣の海』4部作を分析する。そこで仏教の唯識論が重要だと言い、唯識論について詳しく解説している。これが私には分からなかった。 第3章「蘇る三島由紀夫」では、元陸相…
※注意!The Night Of The New Moon『新月の夜』『影の獄にて』『戦場のメリークリスマス』のネタバレがあります。 ※前回の記事はこちら nhhntrdr.hatenablog.com The Night Of The New Moon『新月の夜』感想② 引き続き、捕虜収容所内での様子が続く。前回取り上げた部分では日本兵からの虐待について書かれていたが、今回の部分では捕虜が飢えに苦しめられていたことが語られている。 個人的に意外だったのは「日本軍がインドネシアを占領していた期間、食糧不足というのはなかった」という記述だ。日本の占領前のインドネシアはオランダの植民地だったわけだ…
暦ではすでに秋。 だが日中の気温は、その気配は有りません。 台風が各地域に深刻な爪痕を残しなら 消滅しました。読書の秋と言いますが、 自分も少しはそうしようと 思います。10月11日 世界では何が 起こっていたのでしょう。 snsで調べてみました。●1918年 - 第一次世界大戦の休戦協定:11月11日、第一次世界大戦はドイツと 連合国との間で休戦協定が調印された日です。 この日は「講和の日」または 「アルミスティスの日」として知られ、 戦争が終結しました。 この出来事は多くの国々で祝われ、 後にアメリカ合衆国では 「ヴェテランズ・デイ」として 記念されるようになりました。 ●1921年 - …
私は小学生の頃に、高倉健主演の『動乱』という映画を観て二・二六事件に最初の関心を持ち、高校時代にこの『英霊の聲』を読みました(その後、三島由紀夫 研究会に入会します)。 「聲」は「声」の旧漢字です。 『英霊の聲』について三島先生は、「二・二六事件で処刑された磯部浅一の霊が宿って書いた」と言っています。 「象徴天皇」ではなく「生命尊重以上の価値としての現人神天皇」というのは、私も青春時代に取り組んだテーマです。 「現人神天皇」の肯定は、裏返しで戦後の「象徴天皇性」の否定になってしまうという、シーソーゲームの様な逆説。 私が探求していたそのテーマを、まるごと受け止めてくれたのが『英霊の聲』です。 …
リベラル21 志位委員長は古臭い「革命政党」のシンボル、退場しないと共産党はこのまま消えていく(広原盛明) タイトルだけでうんざりですね。 志位氏に失礼極まりない。そもそも「誰が党首であるべきか」など基本的には「党内の問題」でしょう。 「立民党党員やサポーターでない」俺が「立民は泉代表のママでいいのか」というのは「本来は越権行為」でしょうが 1)「枝野代表時代に決定した野党共闘」を泉がろくな党内議論もなく、また「共闘相手(共産や市民連合など)」へのきちんとした申し入れもなく事実上「反故にする」という無茶苦茶をやってること 2)衆院選敗戦を理由に枝野に代表辞任を迫り、自分がその後釜になりながらも…
一条真也です。『〈怪異〉とナショナリズム』怪異怪談研究会監修、茂木謙之介/小松史生子/副田賢二/松下浩幸編著(青弓社)を読みました。カバー表紙には、「文学作品、怪談、天皇制、二・二六事件、マルクス主義と陰謀論、オカルトブーム――〈怪異〉とナショナリズムとの関係性を戦争・政治・モダニズムという3つの視点から読み解き、両者が乱反射しながら共存した近代日本の時代性を浮き彫りにする」と書かれています。 アマゾンの「内容紹介」には、こう書かれています。「人々を政治的・社会的・文化的に統合し均質化する近代の国民国家は、非合理な他者の一つとして〈怪異〉を排除した。だが〈怪異〉はそのような近代社会と緊張関係を…
三島由紀夫先生による二・二六事件の分析は、抜き身の刃物の様に鋭い。 いわく、 「二・二六事件の悲劇は、統帥大権の純粋性を信じた青年将校と、英国的立憲君主の教育を受けた文治的天皇との、甚だしい齟齬にあった」 との事。まさにこれに尽きます。
ソロモン諸島と日本の関係を調べる中でニューカレドニアをはじめとするメラネシアへの移民の動きを改めて関心を持った。数千人規模で移民しているのである。ソロモン諸島にも20人という数字がある。 1899−1941年の移民数 ニューカレドニアには5000人 オーストラリアに4000人 ニュージーランドに1000人 タヒチに500人 フィジーに90人 石川 友紀 オセアニアにおける日本人移民の歴史と実態--ニューカレドニア移民を中心に から 以前読んだ日本人移民の白人社会での苦労、人種差別はひどいものであった。白人への恨み、憎しみは、軍事ではなく、経済的な南進を進めた日本人の中から生まれたはずである。 …
こんにちは。ついに9月になりましたね。まだまだ盛夏なんですけど… 今回も「毒オトナ社会の解きかた」です。 動画投稿してふと思ったことを綴ろうと思う。 民主主義があまりにも未熟なこの国で、「世直し」の手段は「テロ」「クーデター」くらいしかあらへんのちゃう? 同志・プレカリアートさんも「テロ」実行犯に「そこにシビれるあこがれるゥ」とほめそやした 「キレイゴト」で下の訴えを押さえつける世の中は絶望しかない 民主主義があまりにも未熟なこの国で、「世直し」の手段は「テロ」「クーデター」くらいしかあらへんのちゃう? この間、私の動画コンテンツ「毒オトナ国語辞典」を更新した。 youtu.be 以前に綴った…
15年続けてきたSSAが、銀座から永田町二 丁目に移動する。 少し永田町の歴史を紹介しよう。 江戸の古地図に「永田馬場」とあり、昔、永田 氏を称する三軒が並んであったことに因む地名 とされる。 ただ、永田町二丁目は、かつては江戸城内であ った山王日枝神社の鎮座地でもある。 江戸時代には、松江藩、二本松藩などの屋敷地 であり、その後日枝前町、日枝神社境内が合併 して、現在の町域が形成された。 明治までは、国会裏の坂(山王坂)の入口付近 と、坂の中程に神社の鳥居があり、山王様の表 参道とされ、四代家綱公造営の国宝社殿(昭和 二十年五月の空襲で焼失)の周囲は、別当、神 主、社僧、社家等、奉仕者の邸や…
❝USA第51州の実態(024)戦時体制の諸事回顧及び補遺❞ ❝【日本という怪しいシステムに関する一見解】❞(初稿1999.10.29)❝平成15年5月16日改定 岡山県井原医師会鳥越恵治郎(H26年4月17日一部改定)http://www.ibaraisikai.or.jp/information/iitaihoudai/houdai37.html 第37話「日本という怪しいシステムに関する一見解」 この記事は一冊の本になるような長文の論文です。学校教育では日本の近現代史は尻切れトンボ傾向のようですが、今日に繋がる20世紀の日本の赤裸々な史実を通して日本の権力構造を解明しています。❞ 今回は…