北一輝

北一輝

(読書)
きたいっき

思想家、革命家。
本名、北輝次(明治36年に輝次郎と改名)、1883年4月3日生まれ。佐渡島出身。

若くして社会主義に共感を抱き、1906年に『国体論及び純正社会主義』を発表。
その後、孫文らが東京で結成した「中国革命同盟会」に参画。親しくなった民族主義的革命家・宋教仁に要請され、辛亥革命で混乱する中国に渡り、革命運動を支援した。
宋教仁が暗殺され、孫文が再亡命すると北は日本へ帰国。
これらの活動は回想録「支那革命外史」にまとめられている。
大川周明、満川亀太郎らと猶存社を設立、大川と反目、解散を経て大化会、大行社等に関係する。

その後発表した、著書『日本改造法案大綱』によって大陸浪人や壮士、青年軍人らのカリスマ的存在に。昭和初期の国家社会主義運動における大物指導者となった。

それら、北一輝思想に心酔した青年将校の村中孝次、磯部浅一らが1936年、二・二六事件で決起し要人らを殺害。事件が鎮圧されたあと、かれらを扇動したとして、軍法裁判で、唯一民間人として刑死した。『日本改造法案大綱』が青年将校らのバイブルだったと言われている。

日蓮宗の熱狂的信者としても有名。
片目は義眼。

学問的には、司馬遼太郎賞などを受賞した松本健一氏らが、北の評伝執筆や著書の研究を長年行っている。社会学者・宮台真司氏によるhttp://www.miyadai.com/index.php?itemid=67などの亜細亜主義及び北一輝の批判的継承、再評価の試みもある。
2005年、http://www.shoshi-shinsui.com/book-kita.htmの刊行によって、北一輝の思想にふれることが容易となった。

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