青チャートと赤チャートⅠ+Aの表紙裏の「三角形の成立条件」において「b-c<a<b+c」とあるが, 例えばb=2, c=3, a=1/2とすると, この不等式を満たすが, 仮定はbとcについて対称なので, bとcを入れ替えることが可能なはずだが, 入れ替えると左側の不等式は成り立ち得ない. 紙の上にこれらの長さを持つ線分を書いてみても(頭の中で思い浮かべても)明らかに三角形を作りえないことが分かるだろう.以下は教科書とも共通点が多い内容の不備や誤謬である.・実数の定義について無理数を, 小数と(規則無く並ぶ数字(≠数)を途中から)連点(…)で表現することでは無理数を定義できない. 与えられた無…