タイトル:百器徒然袋 風 著者:京極夏彦 評価:★★★★★ 電子百鬼夜行シリーズの31巻。私が京極夏彦を読み始めてから半年くらいか、読んだな~~という気がします(^^♪ 以前読んだ「百器徒然袋 雨」と同様に榎木津探偵がメインの物語で、語り手は前作で登場した「僕」です。この人の語りが面白いのに……榎木津に適当に名前を呼ばれているからか、ごめんなさい、名前が覚えられません💦 今回は3作の短編連作集です。やっぱり、全体的に榎木津のぶっ飛び具合が面白いですが、なんとなくあの探偵の印象が変わる一作でした。馬鹿だ、愚かだ、と言っていても、仲間(下僕)は大切にするんだな、と思ってしまいました。ただ、やっぱり…