7-2.理論値と合わせる 事務系の数値を扱う作業において、外せないチェック方法が「理論値」と合わせるという手法です。 たとえばアプリに入っている数値データを更新する場合、更新前の件数と金額を確認しておき、データの更新作業を行った後にダウンロードします。作業前にダウンロードしていたデータに更新をかけた値を加味し、「理論的にデータ更新後には、合計の件数と合計値がこの数値になっているはずである」という数値を計算しておき、作業後のダウンロードデータと合っているか確認をするというものです。 基本的には更新前データに更新すべき変化を加味して理論値を作成しておき、実際に更新した後のデータと照合をしていくとい…