企業が、公的年金に加えて設ける私的な年金制度のこと。企業が従業員に対して年金を支給する仕組み。従業員にとって、「老後の生活保障」の一部として期待され、多くの企業に普及している制度である。
厚生年金基金、税制適格退職年金、確定拠出年金(401K)、確定給付企業年金、中小企業退職金共済制度などがある。
運用・管理は、企業年金制度を持つ企業が設立する企業年金資金の管理法人「企業年金基金」、もしくは、企業と契約を締結した受託機関が企業外で行う。
「確定給付型企業年金」の俗称。予め定めた給付年金額を基準に逆算した掛け金を、現役時代から積み立てておくタイプの年金。老後に受け取る受給額が確定している。→「確定給付企業年金」
「日本版401k」と同義。確定した資金を掛け金とし、資金運用の結果が年金となる。老後に受け取る受給額が未定。→「確定拠出年金」