人間は、人類の歴史とともに、政治や国の在り方、経済の回し方、様々な文化的な方法を発展させ、バージョンアップさせてきたわけで、歴史を振り返れば、ステップバイステップで、多少のより戻りはありつつも、人類としての傷みも経験しながら、ある種進化的に、現代の社会にまで発展させてきたように思います。 その過程で、より「個人」という単位の存在が、過去よりも明確になってきて、個人的尊重だとか、個人の自由だとか、様々な言われ方がありつつも発展、あるいは、拡大してきたように思います。 情報やメディアに関するテクノロジーの発展も、人間の「個人」の領域に対する拡張を促し、種より個、集団よりも個人、が人間の生きている領…