最近読んだ本3冊について。 「切り裂きジャック・百年の孤独」 「切り裂きジャック・百年の孤独」島田荘司 ロンドンのあの事件から100年たった1988年、東西統一前の西ベルリンで売春婦5人が惨殺される事件が発生──というストーリーの小説。 ふたつの事件を対比させながら、切り裂きジャック事件の謎をひもとく。 解決のプロセスはいまいちだが、被害者の多くが腹を割かれ、被害者5人で犯行が止まった事件の動機を推理するアイデアとしては面白いと思った。 「津山三十人殺し」 「津山三十人殺し」筑波昭 ノンフィクション。 犯人の生い立ちや犯行に至る背景、犯行の状況が詳しく再現されている。 「死刑執行人サンソン」 …