僕のデスクチェアでスヤスヤ眠る、在りし日の黒猫マック もしも、別れを糧にできるとしたら、自分には何ができるだろう? 最愛の母を亡くした時も、そんな風に考えていました。 涙にかき暮れ、悲しみに溺れる時間は必要です。 でも大事なものたちとの別れを、それだけで浪費させるのは、なんか性に合わないみたいで。 悲しみや喪失感から発した負のパワーは、感情を揺さぶる甚大なもの。 自分の存在さえ揺らぎ、このまま生きてたって仕方ないという気を起こさせます。 そこまで巨大なパワーだからこそ、クリエイティブな方向へと転化させると、他人を巻き込む爆発的な喜びを生み出すこともできるのです。 負の感情に端を発したものが、新…