トーマス・マンの小説。
ベニスに死す (集英社文庫)
ヴェニスに死す (岩波文庫)
英題:Death in Venice
主なキャスト:ダーク・ボガード、シルヴァーナ・マンガーノ、ビョルン・アンドレセン
ベニスに死す [DVD]
Luchino Visconti Presents The Original Motion Picture Soundtrack From The Film Death In Venice
こんにちは🌇 何か映画が観たいなぁって アラカンにして人生で初めて思いました。 この映画が観たい!っというのは当然今まで何度もあったけれど… そもそも私は3年くらい前まで、全く映画好きではありませんでした。 3年前に、『ベニスに死す』を観て、イタリアの巨匠、ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画の魅力にはまり、初めて、映画館で映画を観る魅力を知りました。 『☆ヴィスコンティ映画の魅力とは』👑🐍🕊🐍 🕊🐍🕊🐍🕊🐍🕊🐍🕊🐍お立ち寄り頂いてありがとうございます☕️☕️☕️素敵な映画のレビューブログを書かれているGさんのブログに、ルキノ・ヴィスコンティ…ameblo.jp それまでは、何ヶ月か待てばDVDを…
★この記事を読むと、1971年に公開されたアメリカ・イタリア・フランスの合作映画『ベニスに死す』が観たくなります。 ★詳細はこちら→『ベニスに死す (映画) - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『ルキノ・ヴィスコンティ - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(argu…
グルーピーという言葉がありまして。 もしかして、もう死語なのかな? 私が中高時代は、「あの子、×××(バンド名)のピー(グルーピー)なんだって」「うっそー、私もピーになりたい!」なんていう会話をよく耳にしたものです。 グルーピーというのは、ロックバンドなんかの追っかけで、おもに性的な奉仕もする女の子たちのことです。 グルーピーになるのは一種のステータスで、ファッションでもありました。 最初はロックバンドなんかに限定されていたグルーピーでしたが、次第にいろんな方面に派生し、ついには、世を騒がせた犯罪人に熱狂するグルーピー(プリズングルーピー)まで。 さて。今問題のこちらの話題です。 news.y…
映画「ベニスに死す」は、1971年に公開されたイタリアの映画であり、トーマス・マンの同名小説を原作としている。作曲家のアッシャー・レヴィは、心身ともに疲れ果て、ヴェニスの静養を決意する。そこで出会った美少年・タジオに魅了されたレヴィは、彼と触れ合ううちに、自らの老いと死を意識し始める。 この映画は、レヴィの老いと死、そして美と愛をテーマとした作品であり、その映像美と音楽美は、今なお多くの人々を魅了し続けている。 まず、この映画の映像美は、圧倒的な美しさを誇る。ヴェネツィアの古都の風景や、タジオの美しい姿は、まるで絵画のように美しく描かれている。特に、水面に映る街並みや、タジオが泳ぐシーンは、息…
世界で一番美しい少年 このタイトルとポートレートを見てしまったからには・・・ 視聴せずにはいられませんでした。はい。 世界で一番美しい少年(字幕版) ビョルン・アンドレセン Amazon 本当に綺麗。ゾッとするほど美しい。 愁いを帯びた眼差し・・・。 こんな目で見つめ返されたら、女であろうと男であろうと虜になってしまいますよね。 ビョルン・アンドレセンーー巨匠ルキノ・ビスコンティに見いだされ、「ベニスに死す」で一躍世界的なスターとなり、一世を風靡した・・・のですよね。 半世紀以上も前で、私はまだほんの子どもでしたが、映画のポスターはなんとなく記憶にあります。 人形のように美しい少年の顔のアップ…
落ちぶれた貴族の悪趣味や、倒錯した恋愛など自分の生きている世界とは全くかけ離れた状況に退廃的なもの耽美的なものを感じてハマってしまった映画がある。 完熟から腐敗のギリギリの美の臨界点を追い求めたような。 リリアーナ・カヴァーニ監督の愛の嵐という映画の主演女優のシャーロット・ランプリングを思い出す。 破滅に近づく映画のラストシーン近くで、シャーロットがジャムを瓶から素手で取りだして食べる。 こんなグロテスクで屈辱的な映像も美しく官能的に演じることができるのが唯一無二のシャーロット・ランプリング。 そして、ビスコンティ監督のベニスに死すでのラストシーン。 自分の死期を知った老年役のダーク・ボガード…
お金と愛情と貧困 ルッキズムという言葉がありますが、美しく生まれついても、幸福になれないケースが多々あります。 きのうは性加害問題・ジャニーズ側の会見があって、子どもをおもちゃにする大人について、考えさせられました。 名作映画「ベニスに死す」で主演したビョルン・アンドレセンの生き方を例に考えます。 スポンサーリンク // ルッキズム ベニスに死す 祖母に育てられて 悲しみに堪えて生きる 子どもを守るために まとめ ルッキズム 外見を重視 外見至上主義と訳されるルッキズム。 自分の見た目に悩む青少年は少なくありません。 整形手術やプチ整形を施す医院は、大儲けのようです。 では美しければ、幸福が約…
もうほんとうに私は、トーマス・マンの「ベニスに死す」をこうしてこのときに再読することになろうとは、思ってもみなかった。 思ってもみなかったことは、歳を取ってくるとしばしば起こるようになる。すなわち、人生の回収のためのような機会に突如として、恵まれる。 「世界で一番美しい少年」というドキュメンタリー映画を観たせいで、私は自分の書棚から、古く劣化して薄茶色に変色してしまっている文庫本を取り出すことになった。 先の記事にも書いた通り、一冊は角川文庫。こちらは映画でタッジオの役を演じたビョルン・アンドレセンの映画シーンの写真が6枚もカバーに載っている。もう一冊は新潮文庫。こちらは今も出版され続けている…
「美人薄命」 容姿が美しく生まれついた人は、とかく幸せ薄かったり、短命であったりすること。 (コトバンク) 「ミッドサマー」にビョルン・アンドレセンが出演した、という情報が入ってきたとき「あの人、生きてたんだ」と失礼ながら私は思った。 あんな感じに生まれついた人はどう生きていくのか、当時から子どもながらにどうにも不思議でならなかった。 余談になるが、日本でも素晴らしく整った容姿の俳優が男性にも女性にも何人かいるが、この人はどういった役を演じていくのだろう、と訝ったことがある。 例えば平成で言えば、橋本環奈。「奇跡の一枚(2013)」と言われた一枚の写真がメディアで話題になった。確かに異次元的に…
「世界で一番美しい少年」(2021年スウェーデン) というドキュメンタリー映画を観た。 世界で一番美しい少年?それは誰だ? ビョルン・アンドレセン。「ベニスに死す」のタッジオ役だった人物。 「ベニスに死す」(1971年イタリア フランス アメリカ) は、トーマス・マンの小説をルキノ・ヴィスコンティが監督した映画だ。日本では1971年に公開されている。 私がこの映画の存在を知り得てから夢中になって観たのは、その公開よりも10年ほどあとのことだった。 トーマス・マンやヘルマン・ヘッセが好きだった私が持っている「ベニスに死す」の文庫本のカバーには、この映画のなかのシーンのビョルン・アンドレセンの写真…