トニオ・クレーゲル、ヴェニスに死すトーマス・マン高橋義孝 訳新潮文庫昭和42年9月25日 発行 平成24年1月25日 60刷改版 北杜夫の『どくとるマンボウ航海記』を読んでいて、マンボウ先生が最も敬愛する作家のひとりがトーマス・マンであり、トニオ・クレーゲルの「青い目の少女」とか、色々引用されていて、わからなくて残念だったので、図書館で借りて読んでみた。そうか、ヴェニスに死すもトーマス・マンだったのか・・・。 megureca.hatenablog.com 裏の説明には、”精神と肉体、芸術と生活の相対立する二つの力の間を彷徨しつつ、そのどちらにも完全に屈服することなく創作活動を続けていた初期の…