マンガ『北斗の拳』のモチーフとなる拳法の名。
リュウケンよりケンシロウに伝承された一子相伝の暗殺拳。その拳法の極意は708あると言われる「経絡秘孔」なる人体のツボを突くことで、内部より破壊・破裂をもたらす点にある。
古来よりの掟では一子相伝であるが、ラオウ、トキ、ジャギの兄弟子が生きていたために核戦争後の社会を大混乱に陥れる。なお、攻撃だけでなく医療にも使えるらしい。
続編『蒼天の拳』が現在連載中である。
註:※で示したものは「蒼天の拳」からのエントリー。
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作家のなり方 ――あなた方はしなわれた世代です ヘミングウェイに 中野うつけ太郎信長 大学で恋をしなくてどこで恋をするの? とViVeの女子が言った。僕はどこだっていいじゃねえかよと吐き捨てたがったが、思い切り抱きついて女の子の胸で泣いてみた方がよかったかもしれない。万事につけこの調子であった。どうせこのリア充に見せかけた女子が裏でコミケに行こうが知ったことじゃなかった。ただ一つわかっていることは僕らは分かり合えないのだということははっきりしていた。その意味ではわかりあっていたのかもしれない。ただ思うのは僕は悲しいでもなく寂しいでもなく、早くこの三文芝居をやめて次の舞台を探していたということだ…