そろそろ小学生は夏休みの宿題を仕上げるのにラストスパートの時期。昭和40年代に小学生だった私も例にもれず、ラジオ体操から帰ると宿題と格闘していました。特に困ったのは「自由研究」で、毎年なぜもう少し早くから手を付けなかったのか後悔ばかり。 そんな私に優しく手を差し伸べてくれたのが「広瀬安美さん」でした。といっても、ご本人と直接お会いしたことはなく広瀬さんの本が私を助けてくれました。 広瀬安美さんは ーーーーー大正13年下関市生まれ、太平洋画学校卒業後 新聞社勤めをしながらマンガをかき独立、作家活動に入り、民家を中心に全国各地でスケッチを重ねるとともに民芸やおもちゃにも焦点をあてる。住まいは神戸市…