オリンパスの医療事業解説の第二回。 前回は、オリンパス全体の中での医療事業の位置づけを説明。医療事業は、売上高の構成比で15年前の29%から直近は86%に(金額でも3,117億円から6,255億円と2倍に)、営業利益は一貫して他事業の赤字を埋め合わせてきていた。 今回は、取り扱う製品と業績から医療事業を解説する。 ※前回記事はこちら:オリンパスの医療事業(1) カメラを売却したオリンパスの代名詞である消化器内視鏡(同社ウェブサイトより) 目次 医療事業の製品群は大きく2つ 医療事業の売上・利益傾向 地域別売上高:北米が最大の売上 事業別売上高・営業利益:内視鏡事業が屋台骨 売上高・営業利益推移…