口蹄疫

口蹄疫

(サイエンス)
こうていえき

牛や鹿などの偶蹄類動物に症状を出す疾病。
罹患が確認されている家畜動物としては牛,水牛,しか,めん羊,山羊,豚,いのししなど。
OIEにより最も重要な家畜の伝染病(リストA疾病)に指定されており、わが国では法定伝染病に指定されている。「海外悪性伝染病防疫要領」に基づいた防疫がなされている。
ウイルスとの濃厚接触がある場合、人にも稀に感染することがある。しかし、軽い発熱や口内炎になる程度で完全に回復する。

病原体

原因となるウイルスはpicornaviridae,Aphthovirusの口蹄疫ウイルス。A,O,C,SATl,SAT2,SAT3,Asialの7種の血清型に分類される。これらの血清型間では相互にワクチンが効かない。

症状・疫学

口周囲や蹄部に水疱が形成される急性熱性伝染病。
伝染力が強く、さらに血清型が多いため防疫が難しい。
成牛の場合、死亡率は低く、多くは1〜2週で回復するが、ウイルスを排出するキャリアとなってしまうために迅速な殺処分が必要。幼牛は心筋炎により高い死亡率を示す。
経済的被害が大きいために、最も重要視されている海外悪性伝染病の一つ。

予防・治療

予防としては防疫が最重要。
輸出入禁止の他、患畜および擬似患畜の殺処分をただちに行う。
また、付近が2ヶ月交通遮断される。

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