その年に発生した16番目の台風。
2004年8月下旬に日本列島を襲った台風。アジア名「チャバ(CHABA)」。
通常の台風は最大風速20-30m/sほどだが、今回の台風は一時風速が54m/sを越えており、強さを表す表現も「強い」の2段階上である「猛烈な」台風であった。
この台風は、大雨よりも暴風による被害が懸念される「風台風」タイプである。
勢力・進路ともに、甚大な被害をもたらした1991年の台風19号(りんご台風)に似ているのが特徴。
アジア名「シンラコウ(Sinlaku)」
気象庁による命名で「第3宮古島台風」。9月22日に宮古島付近を通過、9月24日23時過ぎ鹿児島県串木野市付近に上陸した。沖縄地方や九州地方の各地に暴風と大雨による被害をもたらした。
呼称は「枕崎台風」。9月17日14時頃鹿児島県枕崎市付近に上陸。死者2,473名、行方不明者1,283名などの被害をもたらした。