選挙のときに、最高裁判所の裁判官を国民が信任するかどうかを決める、あの「国民審査」については、制度が始まって以来、罷免された裁判官は一人もいません。つまり結果的には、無意味な投票制度を何十年も継続しているとも言えるのです。 今回は、この国民審査制度の現状の問題点、海外の制度との比較、そして、私たちがこの制度を通じて民意を反映させることの重要性、そして改革への道のりについて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。 なおタイトルはNHK党のキャッチフレーズを真似させていただきました。試しにNHK党の現実的な政策を調べてみると、受信料義務を廃止すること、官僚的で肥大化した問題点を解消して透明性を高…