テレビドラマ演出家。映画監督。 1951年10月6日、生まれ。 小川範子の夫。
漫画家。 1956年8月12日生まれ。東京都出身。 1977年(昭和52年)別冊少女コミック(現『Betsucomi』および『flowers』)に「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。『河よりも長くゆるやかに』『吉祥天女』で第29回(1984年度)小学館漫画賞受賞。 同じ「吉田秋生」という名前の演出家がいるが、そちらは男性(小川範子の夫)。
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★★★★☆ あらすじ 女子高の伝統行事であるチェーホフの「桜の園」の上演が行なわれる創立記念日の朝、演劇部員たちが続々と登校してくる。 www.youtube.com 吉田秋生の同名漫画を中原俊監督が映画化。中島ひろ子、つみきみほ、白鳥靖代ら出演。キネマ旬報ベスト・ワン作品。96分。 感想 「桜の園」上演当日の朝から開演するまでの、演劇部の部員たちの様子が描かれる群像劇だ。若くてまだ定まっていない雰囲気の部員たちの顔には、思春期ならではの脆さや危うさが秘められてことが感じられる。 そんな彼女たちのエピソードが断片的に描かれていくだけかと思っていたが、その後、すでにビシッと顔が仕上がっているつみ…
肩から首筋に掛けて鈍痛がある。 指先も随分荒れてきた。 厭な夢も見るしね。 ・・・・ 倉庫番。 50歳を過ぎての肉体労働は辛いわ。 下っ端で色々言われるしね。 短時間とは言え寒さも厳しいし、 確実に蝕まれるよ。 通勤も負担だよ。 遠いし坂が多いんよ。 台風とか大雨の日はどうしようか不安だよ。 幸いなことに未だ遭遇していないけど、 いつかは来るよね。 ・・・・ 毎日しんどいよ・・・。 やはり長く続けられる気がしない。 頼みは株式投資での一発逆転、 と言う思考は絶対の禁忌やけどね。 地道にやっていて上手く行くかというとそれは別の話です。 ダブルスコープ メタリアル アクシージア この3銘柄で26万…
7月にラムーで買って以来、 お米を買っていません。 もうありません。 その時は5㎏2,000円を切っていたよ。 しかし今の米相場の高騰ぶりはどうであろう。 5㎏で3,000円台が殆ど。 政府は品不足が解消され次第値段も落ち着くなんて言っていたよ。 そやからいつか安くなると期待していたけどね、 待てど暮らせど高値のままだよ。 新聞にお米の値段は前年同月比で58%アップとあったわ・・・。 58%? 僅か一年で?? ・・・・ こんなん、 政情不安な途上国並の物価やんか。 お米欲しいな、 パンやうどんで凌いできたけどね、 ご飯にお味噌汁というのがやはり定跡だよ。 色んなモノが高くなって苦しいよ。 先が…
吉田秋生のコミック『詩歌川(うたがわ)百景』(小学館)の最新第4巻が出たのでさっそく読んでみた。 人間の心のなかの問題に深く踏み込んだ『詩歌川百景』 この作品は、山形県の山村にある架空の温泉街・河鹿沢温泉を舞台に、さまざまな住民たちの日々の生活やそのなかから生まれてくる心の葛藤を描いた群像作品。メインキャラクターはあづまやという老舗温泉旅館の20歳の見習い湯守・飯田和樹。これに、和樹の同級生の林田類と森野剛、あづまやの大女将・小川民子とその孫娘・小川妙など、温泉街の人たちの思わくや動きが複雑にからんでくる。 物語では、和樹の別れた母親は三度結婚しているという設定で、母親の三度目の結婚の際に母親…
【2019年7月24日公開2024年1月更新】 めもりぃオブ昭和をご覧戴き有難う存じます。 以前、こんな記事を書きました↓ show-wa.nazekini.com またまた買ってしまいました、ヤフオクで↓ 別冊少女コミック 昭和52年(=1977年)12月号です。 別冊少女コミックとは 別コミ昭和52年12月号 『楽園のこちらがわ』とは 『吉祥天女』で吉田秋生ファンに 吉田秋生で知った本と思い込みの話 別冊少女コミックとは 『別冊少女コミック』とは、昭和45年=1970年に週刊化された『少女コミック』(当時は『週刊少女コミック』)の増刊として創刊された、小学館が発行する漫画雑誌。 通称”別コ…
漫画「バナナ・フィッシュ」は、1985年から1994年にかけて少女漫画雑誌「別冊マーガレット」で連載された、吉田秋生による漫画作品です。1980年代後半のニューヨークを舞台に、謎の言葉「バナナ・フィッシュ」を巡る少年たちの友情と戦いを描いた作品です。 本作は、少女漫画ながらも、ハードボイルドやアクション、サイコサスペンスなど、さまざまな要素を盛り込んだ骨太なストーリーが特徴です。また、登場人物の心理描写も丁寧で、読み応えのある作品となっています。 以下に、本作の感想を述べていきます。 ストーリーの面白さ 本作のストーリーは、謎の言葉「バナナ・フィッシュ」を巡る少年たちの友情と戦いを描いたもので…
『河よりも長くゆるやかに』/吉田秋生/小学館文庫/1994年刊 三十を過ぎた頃、母校大学で週に一コマ作文のワークショップを受け持つことになった。人に教えられるほど作文に習熟しているつもりはなかったけれども、私が辞退すれば枠が一つ空くタイミングでのお誘いだった。それにまあ、大学生にもなれば勉強する人はひとりでに勉強するし、育つ人はひとりでに育つ。そう自分に言い聞かせて、流れに身を任せた。 一学期分のスケジュールを組んで各回のテキストを用意したり、提出された課題を読むことはおもしろかった。それ以上に新鮮だったのは「若いって良いなあ」という気持ちが自然に湧いてきたことだ。自分が学生だった頃は、若いと…
al.dmm.com こんにちは、漫画好きのあなた。 今回は、人気作家の吉田秋生さんの作品「YASHA―夜叉」について紹介したいと思います。 この作品は、天才科学者の兄を探すために世界中を旅する少年・瑠璃と、彼を守る謎の存在・夜叉の物語です。 SFとアクションが満載のスリリングな展開に加えて、登場人物たちの感情や人間関係も深く描かれています。 吉田秋生さんの美しい画風と独特の世界観が魅力的な作品です。 この作品は、1996年から2002年まで「フラワーコミックス」で連載されていましたが、現在は電子コミックで読むことができます。 電子コミックなら、紙の本よりも安く手に入れることができますし、スマ…
アレサンドロです。 Amazon より 吉田秋生の漫画「海街diary」を原作にした、2015年公開の映画です。 監督は、是枝裕和。 第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞やマンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の人気コミックを実写映画化。 吉田秋生さんが大切にする 「鎌倉・湘南の四季」をスクリーンに映し出し、四季を追って姉妹の1年間が描かれています。 「海街diary」は鎌倉で暮らす4姉妹が織りなすリアルな家族の物語です。 https://otakei.otakuma.net/ より 4姉妹のキャストは ・長女/香田幸を綾瀬はるか ・次女/香田佳乃を長澤まさみ ・三女/香田千佳を夏帆 ・…
吉田秋生のコミック『詩歌川(うたがわ)百景』(小学館)の第三巻が発売されたので、さっそく読んでみた。ただし第二巻が出てから一年以上たって、入り組んだ人物関係がよく分からなくなってしまったので、第一巻からまた読み直し(笑)。しかし結果から言えば、その方が作品の全体がよく分かった。また『詩歌川百景』は、一巻に4話ずつエピソードが入っているのだが、一つのエピソードを描くのに4カ月ほどかけているので、物語の細部が深く考えられ、練り上げられている。この点も、全体を読み直してあらためて感心した。 物語の細部まで深く練り上げられている『詩歌川百景』 ともかく第三巻まで読んでみて、この巻に収載されている第11…