飛鳥時代の慶雲5年1月11日(ユリウス歴708年2月7日)武蔵国秩父郡で自然銅が献上されました。これが和同開珎へとつながります。 (今も残る自然銅採掘の場所)飛鳥時代の西暦708年(慶雲5年)、埼玉県の秩父市黒谷で採掘された自然銅が、朝廷に献上されました。秩父鉄道「和銅黒谷駅」(わどう くろや)駅から、山に登っていく山中には、その自然銅の露天掘りの跡があります。 (銅発見で大喜び!年号を変える!)自然銅の発見は、とても大きな喜びでした。そこで元明天皇が、元号を「慶雲」から「和銅」に変えます。日本最古の流通貨幣と言われている「和同開珎」は、この自然銅をもとにして作られたとのことです。自然銅発掘の…