A.クリアに抜けなくても、他によいところがあれば、それで通じる世界です。むしろ、発声の明瞭度は、ヴォイストレーニングで問われることかもしれません。喉を守るためです。発声でハスキーでもよい歌い手はたくさんいます。
ですから、コミュニケーション能力を向上させるには、場数を踏むことが大切です。そうすると、さまざまなシチュエーションにどう対応できるかということが問われるからです。
A. 確かに胸筋がないよりは、胸の筋肉も身体としての楽器ですから、筋肉質な方がよいかと思われます。どのぐらい結びつくかはわかりませんが、大胸筋や小胸筋も、呼吸と関係します。大胸筋の下の内側に横隔膜があることでも、確かでしょう。ヴォイストレーニングなどで身体や肩や肩甲骨等の柔軟性が問われるのは、こういったことと関係します。
A. それこそが最も理想なことなのですが、そのしぜんな感覚というのがどのレベルなのか、しぜんにできていることが、どのレベルなのかで問われるわけです。 そのようなしぜんの状況で、充分に声を使えるのであれば、当然のことながら、理想的です。
A.知識や情報が誰でもどこでも検索できるようになったために、そういったものをどのように伝えるかというような人間ならではの能力が問われるようになります。いくら知識や理論をいっても、人を動かすことができないでしょう。しかし、声は使い方によって、相手の心を動かして行動に駆り立てることができます。