古代中国の五行思想に基づき天の四方の方角を司るとされる想像上の聖なる動物のこと。東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武のことである。日本や朝鮮半島にもその思想が伝わっている。
一応じゃあ北京の上空千メートルくらいのところにいるとすると、左すなわち東の方は青くて、南の方は赤くて、西の方が白くて、で後である北はよくわからないので黒、という観点で、とにかく外部から何かが攻めてくるので、それから守るために置かれたらしい。
白川静によれば、五行説が成立する以前から、東に龍、南に鳥、西に虎がいて守護するという信仰があったらしい。北はワニが守っていたらしい。