日本海軍の特攻兵器*1。俗に「人間魚雷」とも。 直径1.0m、最大速力30ノット。 正式採用は1944(昭和19)年8月1日。1945(昭和20)年3月には実戦投入が開始された。
弾頭部に1.55tの炸薬を搭載*2し、機関部分に九三式酸素魚雷を使用している。 一人乗りであり、潜水艦で運搬され発射された後、搭乗員が目標に向かって魚雷を誘導する。 この兵器の搭乗員の戦没者は106名を数える*3。
*1:当初は脱出装置の搭載も検討されていたとも
*2:通常の九三式酸素魚雷の炸薬量は500kg
*3:終戦直後自決した士官二名を含む
展示室で、日本の戦局の変化と明治から現代までの呉の歩みを学んだあとは〜、いよいよ 零戦だあアァアアアァぁああぁ 日本で唯一現存する本物の零戦だぁぁぁーー 零式艦上戦闘機六二型。感無量。こちらを拝むために東北からはるばる来たもので。 いろんなアングルから舐め回すように眺めましょう。 おしり。「サハルナ」って書いてあります!これこそわざわざ見にこないとわからない情報。 ▲羽根の裏のデザイン。お腹は白くてまさに日の丸。 ゴテッとして重量感あって色味の少ないグラマンより、零戦、若干シャープで軽やかでカラフルで、レトロというか絶妙にダサ可愛い色合い良き。 今さらですが、零式艦上戦闘機、通称零戦とは、日中…
瀬戸内海に浮かぶ大津島。山口県周南市にあり、回天の訓練基地跡が現存し、平和について学べる資料館もある、のどかで綺麗な場所。回天遺構めぐりルートのまとめ。 回天とは 大津島へのアクセス 船 ホテル 回天の主要な遺構をめぐるルート紹介 ルート ①大津島回天神社 ②整備工場跡 ③変電所跡 ④危険物貯蔵庫跡 ⑤点火試験場跡 ⑥地獄の階段 ⑦コンクリート塀 ⑧貯水槽跡(現養浩館 閉鎖) ⑨下士官宿舎・練兵場跡(現回天記念館) ⑩士官宿舎跡 ⑪魚雷見張所跡 ⑫回天山(鬣山)山頂 ⑬運搬トンネル ⑭空襲時指揮所跡 ⑮訓練基地跡 ⑯整備工場入口門 所要時間 大津島へおでかけの際の注意点 おまけルート 回天とは…
休日のきょうはお気に入りの温泉に浸かり、そのまま近くにあるこちら回天大神(おおが)訓練基地記念公園へやってきました。 回天(かいてん)をご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、太平洋戦争当時、敗戦濃厚となった戦局を打破するため、より命中精度の高い爆弾を造るべく開発された、人が乗り操縦したまま敵艦に体当たり攻撃を仕掛ける特攻兵器すなわち人間魚雷です。 回天実物大模型 その名は、「天を回(めぐ)らし戦局を逆転させる」との意から命名されたもの。 昭和19年7月に試作機が完成し、実戦投入は同年11月。終戦までにおよそ420基が生産され、出撃戦死者は87名、訓練時やその他を含めると145名の方々が亡くな…
私はネトウヨ時代特に特攻隊に思い入れがあったから詳しい。特攻隊員の遺墨に触れたければ知覧に行かずとも靖国神社の遊就館に行けばいい。私は5回以上は足を運んで彼らの思いを知ろうとした。 毛筆の美しい文字、家族に対する強くて優しい愛情、彼らの「思い」は「国家」になんて向いてない。自分が戦わなければ大切な家族や大好きな故郷が「鬼畜米英」に蹂躙される。彼らが守りたかったのは大切な人と故郷。その「鬼畜米英」を同盟国だから大切にしよう、とぬかしている時点でネトウヨなんぞは特攻隊に言及する資格はない。 涙なしでは読めない彼らの遺墨に毎回「日本はこんな心が美しい優秀な若者たちを失ったんだ」と悔しい思いしかなかっ…
2023.02.18(土) 別府から日出城へ! GAHAMAを11時にチェックアウトして、売店で履物を買ってさてどうしよう? とりあえず、作戦会議でスタバに入ったのは11時50分 スタバ別府公園店 次の目的地は「日出城」と決まっていますが、争点はお昼。 結局、お腹が空いていないことを確認して、まっすぐ「日出城」に向かいます。 日出の観光案内施設「二の丸館」に車を止めたのが13時ちょっと前。結局お昼は抜きにして日出城攻城に向かいます。 「二の丸館」 左の櫓も観光施設かと思ったら、本丸に在った本物の「裏門櫓」でした。 日出城 日出城の本丸は小学校として利用されているため入れません。観光案内所で天守…
澤地久枝さんのお姿を見るのは久しぶりでした。 まったく偶然に、NHK朝のニュース《おはよう日本》で8分間。そして、もう一つはNHKの一時間番組《“異形の死”と向き合い続けて~ミッドウェー海戦 3418人の命を悼む》 *** 10代のひとたちが戦争をどう考えているか聞きたいと5人の高校生たちをご自宅に招いて 戦争中、自分がほんとうにばかな女の子だったということは忘れられない。私はいま振りかえると何もわかっていなかったと思う。戦争というものがよくわからないし、知らないし、、、後悔の念を口にして、階段を下りてこれまで集めてきた膨大な資料が保管されている地下の倉庫に案内する。 その中には、ミッドウェー…
佐藤秀峰は「海猿」や「ブラックジャックによろしく」などヒューマンな漫画作品で有名な人 「特攻の島」は芳文社「週刊漫画TIMES」にて2004年から2017年まで不定期連載された 太平洋戦争末期の「回天特別攻撃隊」を描いた戦争漫画の傑作よ (佐藤秀峰「特攻の島」全9巻) 前回は「黒い雨」という戦争映画について書いたんだけど、今回も戦争漫画なんだよね 暗くて気が重くなるかもしれんが、諸兄諸姉よ。 8月くらいは、あの戦争について考えるのも良かろう。 と俺は思ってるんだが、回天特攻隊って知ってる? ええ、知らないの~? じゃ、そこはかとなくあらすじを書いとくね。 (作品の舞台になった山口県周南市大津島…
回天事業 今回は回天事業(かいてんじぎょう)です。 世の中を変えるような大きな事業ということです。 にわとりさんには関係ないな。 「回天事業(かいてんじぎょう)」の出典は判りませんでしたが、「回天」の出典は「後漢書」です。 世の中を変えるような意味なんだ。 大きく変えることですね、形勢を一気に変えるような感じです。 にわとりさんには関係ないな。 にわとりさんはきちんと生きてるから、一気に変える必要ないし、一気に変えなきゃいけないようになりたくない。 そういう考え方もありますね。
2022年(令和4年)11月13日(日) 人間魚雷回天の乗組員追悼式に参加しました。 (回天の訓練基地・大津島) 人間魚雷回天の訓練基地は日本各地にありましたが、今回の式典が開かれた山口県周南市大津島は島全体が訓練基地となっていました。 大津島には人間魚雷「回天」の訓練基地が、今も残っていてその姿を見ることができます。 (人間魚雷回天) 回天は太平洋戦争末期に日本海軍が開発した特攻兵器です。イスに座る形で乗組員が操縦して敵艦に体当たりします。 全長は14.75m、胴体の直径は1mで1人乗りで、推進装置には、九三式酸素魚雷のエンジンを使っていました。回天の先端部分には1.55トンの炸薬を装備して…
山口県平生町にある阿多田交流館にて撮影しました。ここには回天の実物大レプリカが屋外に展示されています。平生回天基地から特攻隊員の出撃した記録が残されていることから、それらの資料や阿多田半島に関する展示物を見学することが出来ます。(現在はコロナウイルスによる感染対策として、県外からの方の入場は制限されています。) //