鹿児島県北部にある出水市。ここには、出水海軍航空基地がありました。敷地内だった場所は、今は特攻碑公園となっています。(出水海軍航空基地)1943年(昭和18年)4月15日、航空要員を養成する練習航空隊として「出水海軍航空隊」が置かれます。 ここでは甲種予科練等の訓練操縦教育が行われました。出水海軍航空基地の面積は300ヘクタールにも及びました。戦況が厳しくなる1944年(昭和19年)10月、銀河陸上爆撃機405、攻撃406飛行隊は、ここに763航空隊(銀河隊)を編成開隊し実践部隊の基地が置かれます。1945年(昭和20年)3月18日以降、ここから260名を超える特攻隊員が 南方の空へ散ることと…