JR東日本、JR西日本で使われている直流特急形電車・鉄道車両。
房総特急として1972年に誕生した0番台をはじめ、バリエーションが多数ある。
しかし、現在では老朽化に伴い廃車が始まっており、一部では快速列車やライナーなどの格下げで残存しているものもある。
JR東日本では東京−成東・銚子間の「しおさい」、東京−成田・佐原間の「あやめ」で特急列車として最後の定期運用が残っていたが、2005年12月10日ダイヤ改正でE257系へ置き換えられた。
JR西日本に在籍する183系は、485系から交流関係機器を撤去し直流電車化を行い183系に編入されたものであり、「北近畿」、「はしだて」、「文殊」、「きのさき」、「たんば」、「まいづる」といった、京都・新大阪と北近畿方面を結ぶ特急列車に使用されている。
189系は183系を基本として設計された信越本線横川〜軽井沢間(碓氷峠)通過対応形式である。
183系0番台のデザインは485系200番台などに踏襲された。