ロシアのウクライナ侵攻を受け、各国が防衛費、軍事費を増やしています。 国内総生産(GDP)比、1%台を維持してきたドイツは、2%以上に増やすと発表しました。 中国の2020年の軍事費は、推計2,523億ドル(約31兆円)で、日本は、5分の1以下の491億ドルです。 日本と同盟関係にある米国は、7,782億ドルと、中国の3倍の規模と突出しています。 しかし、全額を東アジアに投入できるわけではなく、ロシアのウクライナ侵攻を受け、欧州を増強する見通しです。 日本にとって厳しいのは、軍事力を誇る、権威主義国家が、東アジアに集中することです。 台湾統一を目論む中国、核ミサイルの配備を進める北朝鮮、そして…