昨日の夜は暑くて。寝苦しい丑三つ時ごろのこと。 テレビを見ようと思ったのです。自室にテレビがないので、 母の部屋にあるのを借りようと3階に上がりました。 (母は亡くなってますし、家も3階建てじゃない) 母は暗がりのなかで、広めのベッドに横になっていました。 この時点で夢だと気づくべきなのですが、 夢の中ではそうはいきません。 2階に降りると母がいたので、 いや、母は3階で寝ていたはずと思い、2階の母の手を引いて3階に連れて行きました。 ドアを開けると、そこは人がいっぱいで、 そのなかに母もいました。 宗教家だった母は妖しい気に敏感です。呪文のようなお経を、 3階の自分に向かって唱え始めました。…