入居しているURでボヤ火災があった。 インフェルノ トム・ハンクス Amazon 俺は寝ていた。なんかいつもよりサイレンの音が長く続くなとか思いながら。それから、なんか館内の火災通報の音がちょっとするなとか思いながら。そしたら、今度はドアのチャイムが鳴ったので、さすがに夜中の訪問は緊急事態かと思って出たら、警察官でした。 「火災が発生したので貴重品を持って避難して下さい」 「そういや、なんか焦げ臭いですね」 寝ぼけているというか、俺の中の非常スイッチが入らないのである。火災より風邪をひく方が危険性が高いと思い、パジャマの上に服を着てから廊下に出た。 ダストシュートから出火ということだったので、…