実際の小説リライト(後編) 前回までに公開した『リライト後』、『リライト前』の作品ですが、具体的に何処をどう変え、その理由が何であったかを解説する、今回は『後編』です。 ショートショート『家出人捜索』リライト前はこちら↓↓↓ 小説のリライト(特別編) - R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜 ショートショート『家出人捜索』リライト後はこちら↓↓↓ (『家出』がテーマの作品例)新作ショートショート(19)/家出人捜索 - R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜 【CONTENTS】 主人公の心理と現在への調和 リアリティと緊張感 そして最後に 主人公の心理と現在への調和…
フィルムアート社がお送りする公式連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」の【キャラクター:「質問リスト」でキャラクターの履歴書をつくる】回の中で触れた本をまとめてご紹介いたします。 ▼カクヨムで読む kakuyomu.jp ▼Amazonで購入する 脳が読みたくなるストーリーの書き方リサ・クロン=著 “心”ではなく、読者の“脳(ドーパミン)”を刺激せよ! 脳はストーリーをどう認識するのか? そして、どのようなストーリーに夢中になるのか? 面白いストーリーは、私たちの意識を常に集中させ、他のことに気をそらせません。つまり、ストーリーを書くうえで重要なポイントとは、「次に何が起こるか知り…
/小説一覧 こんにちは。 そこはかげ、です。 「『超』初心者が小説を完成させる方法」第3回。今回が最終回です。
小説のリライト実践(前編) 前回までに公開した『ショートショート/家出人捜索』の『リライト後』、『リライト前』ですが、具体的に何処をどの様な理由で変えたのか? 前編と後編に分けて詳しく解説したいと思います。 ショートショート『家出人捜索』リライト前はこちら↓↓↓ 小説のリライト(特別編) - R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜 ショートショート『家出人捜索』リライト後はこちら↓↓↓ (『家出』がテーマの作品例)新作ショートショート(19)/家出人捜索 - R・ヒラサワの〜Novelist's brain〜 【CONTENTS】 読みやすさと主人公の内面 主人公と他者の関係性の協…
/小説一覧 こんにちは。 そこはかげ、です。 「『超』初心者が小説を完成させる方法」第2回です。
フィルムアート社がお送りする公式連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」の【キャラクター:キャラクター・ウェブでキャラクターを設計する】回の中で触れた本をまとめてご紹介いたします。 ▼カクヨムで読む kakuyomu.jp ▼Amazonで購入する ストーリーの解剖学 ハリウッドNo.1スクリプトドクターの脚本講座ジョン・トゥルービー=著 ディズニーやピクサーで活躍した「映画業界のベスト・スクリプトドクター」による待望の創作講座 本書では脚本の伝統的な構造である「三幕構成」を進化させ、より緻密にプロットとキャラクターを組み立てるためのハウツーが凝縮されています。ストーリー創作に…
こんにちは。 そこはかげ、です。 一年とちょっと前から、小説を書いてブログに投稿しています。 これまで、掌編(すごく短いやつ)数本と、短編2本と、先日完結した中〜長編くらいのものを1本、ブログに投稿しました。 /小説一覧 今回は、これまでに掴んだ小説を書くコツのようなものを書き残しておこうと思います。
新作ショートショート/テーマ(家出) 家出人捜索 「マサミ、この放送を見てたら父さんに連絡をくれないか……」 テレビの中で、家出した娘に向かって呼びかけている場面だ。 時々、生放送で未解決事件などを報じる番組で、行方不明者の情報提供を視聴者に求める事もある。いま流れているのは、当時十七歳の娘で、家出から既に二年間経っているそうだ。 「帰って来ねえって……」 オレは思わず呟く。若い頃の自分とダブったのだ。 親なんていつも勝手だと思う。この娘の話にしても、両親の離婚や再婚が家出の原因の様で、その被害を受けたのは娘の方だ。オレが家を出たのも、ちょうど十七歳の時だった。 父は小さいながらも会社の経営者…
コラム/余計な文章(後編) 『余計な文章』と書くと、表現があまり良くありませんが、要するに『省略出来る文章』と言う事になります。その中でも、ビギナーの方に最も多く見られるのが『会話文』ではないかと思いますので、その辺りについて解説したいと思います。 【CONTENTS】 二人のセリフの場合 二人以上のセリフの場合 省略の為の基本的な方法 そして最後に 二人のセリフの場合 先ずは基本的な二人の会話の場面です。特別な場合を除けば交互に会話する事によってキャラクターを区別する事が出来ます。 ショートショート『さじ加減』より 作品の全文はこちら↓↓↓ rhirasawanb.hatenablog.co…
番外編/『夢』の話 ショートショートの『オチ』として避けるべく『夢』。扱い方はデリケートですが、使い方によって大きな『武器』にもなり得ます。今回は、そんな『夢』についてのお話です。 【CONTENTS】 『夢』は小説に使えないのか 『アイデア』の原点 『夢』の記録 『最近』の夢 『夢』の内容 『オチ』には使えない 小説の世界で『夢』は、その扱いが少しデリケートです。ショートショートなどでは『オチに使わない』言うのが一般的で、要するに作中で起こった様々な出来事の原因が『夢だった』と言う事にしてしまうと、簡単に解決できる『魔法のツール』だからです。これを使ってしまうと、大抵の読者はシラケてしまうの…
フィルムアート社がお送りする公式連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」の【キャラクター:キャラクター造型に必要な5つの質問】回の中で触れた本をまとめてご紹介いたします。 ▼カクヨムで読むkakuyomu.jp www.amazon.co.jp 工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素 ラリー・ブルックス=著 売れる物語を書くために必要な6つの要素とはストーリー創作に必要な部品と技術がすべて揃った「まとめ」本 売れるストーリーには原則があります。つまりストーリー創作には工学的な面があるということです。まずストーリーの要素を知り、そのうえで設計図を描くことが何よ…
新作ショートショート(18)/テーマ(裁判) 原因裁判 「この事故が起こったのは、被告が酒を飲んでいた事が原因です」「なるほど……。確かに、しらふの状態なら赤信号を見落す事もなく、またブレーキやハンドルの操作も正確に出来たでしょうな」 裁判官は検察側の意見を全面的に認める発言をした。「そ、そんな……」 被告の男は、一瞬言葉を失った。 訴えでは、被告が運転する車が、青信号を横断中の歩行者をはねて怪我をさせ、持っていた紙袋の中にあった腕時計が故障したと言うものである。それらは買取ショップに持ち込む予定だったプレミア付きの高級腕時計七本で、総額の三百万円以上を上乗せした補償を要求している。治療費意外…
フィルムアート社がお送りする公式連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」の【はじめに:面倒なことが嫌いな人へ】回の中で触れた本をまとめてご紹介いたします。 ▼カクヨムで読む kakuyomu.jp アウトラインから書く小説再入門 なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか?K.M.ワイランド=著 小説、映画脚本、ゲーム、マンガあらゆる物語つくりに応用可能な「地図」=アウトラインの描き方 「アウトライン」とは、小説を執筆するうえでのロードマップ。最初にアウトラインを構築することこそが、小説を最後まで「書き切る」ための近道です。時間をかけてアウトラインを作ると、物語にバランスとまとまりが生まれる…
フィルムアート社がお送りする公式連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」の【はじめに:ストーリーには普遍的な「型」がある】回の中で触れた本をまとめてご紹介いたします。 ▼カクヨムで読む kakuyomu.jp ストーリー ロバート・マッキーが教える物語の基本と原則ロバート・マッキー=著 物語創作のバイブル 10万人が熱狂した伝説的セミナー 本書では、脚本家が学ばなければならないストーリーの普遍的な「型」を解説するとともに、キャラクター造形の方法、または物語に必須の「事件」の描き方とその設定の仕方を徹底的に掘り下げます。これまで、ストーリーとキャラクターは別のものであるかのように扱われ…
気になるタイトル(4) 書店で見かけた『気になるタイトル』の本、今回は4回目です。 『タイトル』の重要性は言うまでもありませんが、具体的なタイトルの付け方について、私の考え方は以下の通りです。 【CONTENTS】 【ケーキの切れない非行少年たち】 【来なけりゃいいのに】 【鍵のない夢を見る】 【そして最後に】 タイトルは、 ●『想像出来る』もの ●『想像してしまう』もの ●『想像出来ない』もの どれかには該当すると思います。 『想像出来る』もの 読者が『想像出来る』内容で、それに興味があり、尚且つ読む事で、その世界に深く入り込む事が出来る。 『想像してしまう』もの 読者によって『想像してしま…
つい先日、数年にわたって書いてきた物語を完結させることができた。今は若干の燃え尽き症候群気味になりながらも、静かな達成感を抱きつつ、何よりほっとしている。一応のこと電子書籍として形にしたし、幾つかのWEBサイトにも載せておいたので、これでもう自分が事故で突然死んだりしても物語が消えて無くなったりはしない。無事に作者としての責任を果たせたことに安堵している。 自分で実際に物語というものを書いてみて、色々と考えたり感じたことを覚えているうちに書き残しておきたい。実のところ、もう書いていた時のことをよくは思い出せない。執筆中はあんなにヒーヒー言いながら書いていたはずなのに、いざ終わってみるとこんなも…
今日も依然、呪われたままのかくたんです。 今回の記事は、 小説の練習のために小説の模写をするのは どうなのかというお話。 ちなみに、①②では私の考えを、 ③ではネット上にあった様々な考えを まとめる予定です。 特に③に興味がある方はそちらをどうぞ。 小説を書くことは非常に難しい。 それはもちろんそうなんですけど、 より具体的になんで難しいかというと 「答えが一つでない」 「教わる機会がほとんど無い」 などが理由ではないでしょうか。 特に「答えが一つでない」というのは、 小説が面白い所以であり、 難しい所以でもありますよね。 私のようにプロでない書き手にとっては 小説を書いたところで、 それがど…
メニュー「びっくりチャンポン」 今日のお昼は、以前から食べてみたいと思っていたドライブイン王将の「びっくりチャンポン」を食べに出かけました。 お店は、寂れた雰囲気の昭和レトロな建物です。(大変失礼な書き方でごめんなさいね。) ここのチャンポンがおいしいと聞いていなかったら、絶対にスルーしてしまうような感じの佇まい(重ねて失礼な書き方ですが…) お店に入ってみると2組のお客さんがおられました。 名物の「びっくりチャンポン」…名前の通りテーブルに運ばれたチャンポンを見たら「おおっ!!」とその丼の大きさとなみなみと注がれたスープの量にびっくりでした。 あっさりとした熱々スープに野菜たっぷり。 これは…
こんにちは。紫月です。 今日は暖かいですね。五月上旬並みの暖かさだとか! 私は、冬季うつ病の気があって、晩秋になるといつも段々悲しい気持ちになるのですが、この2月という季節は、その逆ですね! 春の訪れを感じることができる季節なので、三寒四温のときのあったかい日が来るたびに、テンションが上がっちゃって、イイ感じのホルモンがバンバン流れ出ているような気分になります。春季躁病とでも言いましょうか!笑 さて、そんな今日の私ですが、書き始めてから早三週目が立とうとしている今週、必ず来るであろうと予測していた体調不良という小さな嵐に遭遇してしまいました。 体調不良は、やっぱりやっかいですね。 計画は崩れる…
◆韓流ブーム色々 不時着から悪霊まで…第4次韓流ブーム率いる「スタジオドラゴン」はなぜ強い? | 毎日新聞 第4次韓流ブームの勢いは2021年も止まりそうにない。昨年大ヒットしたドラマ「愛の不時着」を機に、韓国ドラマを見始めたという人が大勢いた。実は記者もその一人だ。話題になった他の作品を見ていくと、その多くがソウル市に拠点を置く2016年設立の制作会社「スタジオドラゴン」が手がけたものであることに気づく。 (ボーガス注:「愛の不時着」を)制作したスタジオドラゴンは、映画「パラサイト 半地下の家族」に出資したサムスン財閥系総合エンターテインメント企業CJENMの子会社だ。 その創作面で注目すべ…
やはり運動とおなじく、文章もつづけていないと、ことばが出てこなくなるようだ。 さいきんは、とみにその傾向が強い。 どこかで慎重になりすぎ、こころのブレーキが利きすぎているのかな? 三カ月前までは、余暇に別名義で小説を書いていたものだが、最近はとんとご無沙汰状態。 発表の場としていたブログも停止中だ。 げんざいは英語の勉強が面白いこともあり、書いてみたいとおもえなくなってしまった。 物語は、人間同士の応酬の結果生まれるもの、という意識が強い。 コロナ禍で、ほとんど人と接しなくなっているいま、物語が生まれづらいのは仕方ないのかもしれない。 あ、これはあくまで自分の場合。 たとえコロナ禍のもとであろ…
フィルムアート社がお送りする公式連載「きちんと学びたい人のための小説の書き方講座」の【キャラクター:「立体的」なキャラクターのつくり方】回の中で触れた本をまとめてご紹介いたします。 ▼カクヨムで読む kakuyomu.jp ▼Amazonで購入する 工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素 ラリー・ブルックス=著 売れる物語を書くために必要な6つの要素とはストーリー創作に必要な部品と技術がすべて揃った「まとめ」本 売れるストーリーには原則があります。つまりストーリー創作には工学的な面があるということです。まずストーリーの要素を知り、そのうえで設計図を描くことが何より大事…
この「はてなブログ」では、創作活動の宣伝とか報告みたいな、まさに日記に近い記事を投稿しています。 はてなブログはカクヨムと密接な関係があるみたいなんで、絵を紹介したいときなんかに重宝していました。 で、きっちり「小説の書き方講座」を始めたブログはここです。 自分の作品の文章なんかを例に,、上手い文章の書き方やシナリオの作り方なんかを解説しています。 https://ganap-akira1.com/
娘はかなり国語が得意です。 合不合で、偏差値67~71。 受験勉強を始めたのが、新5年から。 スタートが出遅れましたが、なんとかなったのは、国語が安定していて常にカバーしてくれたから。 得意、とはいえ、継続的に演習をしないと、周りが頑張るので、じりじり下がってしまう... と5年後期に感じました。5年前期・後期、6年前期、夏期講習テキストまでは、予習シリーズを使いました。6年後期は予習シリーズ使っていません...過去問に特化していったので... 私自身、大学時代の4年間、学習塾で国語と英語を教えていたので、多少のノウハウがあり、夏期講習テキストと、秋以降の過去問演習は、フルで伴走しました。私、…
また感想を書きづらい本を買ってしまった。同性愛者の主人公 夢生を中心としたサイコスリラーという感じでしょうか。(書評ではピカレスク恋愛小説という書き方をされています。) 確かに恋愛小説ではありますが、感動の要素は一切ありません(個人的な見解です)そして鬼畜表現が多数なので、苦手な方にはおすすめできません。ただただ、暗く、グロテスクな美術品を鑑賞するようなそれでいて目が離せない、、、そんな作品でした。
著者 岸本葉子1433冊目。エッセイを、どう書けば読者に読んでもらえるか。エッセイと小説の書き方の違いを解説してくれる一冊。さすがエッセイスト!例文がそれぞれ全て面白かった(*´∇`*)
こんにちは。わたしです。 一月の末あたりに全てのことを片づけてやりました。晴れて自由の身です。その反動が超弩級で、あまりにも堕落した日々を過ごしてしまいそうなきらいがあります。そこで、自戒のために今後の目標と課題をここに記す。 第一に読書です。フランツ・カフカさんの城を読み始めたのですが、三分の一くらいまで来て逃げたくなっています。『フランツ・カフカ 城』でグーグル検索すると、サジェストに『フランツ・カフカ 城 おもしろい』と出るんですよね。もう自分の感性は死んだのか、と軽くショックを受けている最中です。もう少し粘ってみるつもりではありますが、感想は書けるかどうか…難しいところであります。 第…
作家志望 僕の友人に作家の卵の人がいる。その子は元々友達の友達で一緒に御飯に言って息があった。 初対面にもかかわらず、僕の心は開きまくっていた。 「制服が嫌い。」「手酌する意味がわからない。」「お土産に対するつまらないものですが、っている?」 とか隠してきた、本音がバラバラと出てきた。 そうすると「りき君は童貞やんなl!」と言われた。 「いや、童貞じゃないですよ」と言い、話は流れた。 僕たちは連絡先を交換し、後日2人で飲みに行った。 僕が店に入ると、その子は一人で飲んでいて、出来上がっていた。 その子は「あっ、童貞だ!!」と叫んでいた、酒臭かった。 二人で合うときはいろいろな議論を交わした。 …