『国宝』を読む。 うそ。Amazon Audibleで聞いたのでございます。 上巻で20時間以上もございますので最後まで聞けるだろうかと不安に思うところもありましたが、冒頭から文章と語り口の美しさに魅了されてしまったのでございます。 小説は数多あるわけでございますが「これは今まで触れた小説とは違うようだ」とわずか数行で感じさせられたのでございます。 時の娯楽は瞬時に面白みを視聴者、読者に伝えて引き込まねばならないという流れにあり、小説という形態はマイナな趣味になっております。 その小説もできるだけ早い段階で読者をとらえなくては続きを読んでいただくことは叶いません。 『国宝』は場面の派手さやミス…