大昔の話になってしまったけれど、某外資系ITにいた頃に当時流行で今や当たり前になったグローバリゼーション、グローバル化のプロジェクトに参加していました。 日本人が事務処理で当たり前にしてきたことでグローバルで通じないことは「ローカル」の「慣習」として扱われ、日本用のカスタマイズをシステムに組み込むか捨てるかという検討会議をずっとしていた時期があったのです。 例えば、「請求書に押される印鑑はなぜ必要なのか」 数年前からコロナ禍、DXと進んで官公庁でも押印省略は進んだけれど、当時は欧米式のインボイス(請求書)やレシートはほとんど見かけない時代。多国籍なチームメンバーに何故と問われても、日本人のこち…