人斬り以蔵 作者:司馬遼太郎 新潮社 Amazon 幕末の人物を語るとき、坂本龍馬、高杉晋作、西郷隆盛などには、どこか「英雄」というイメージがあります。 ところが、同じ幕末を生きた岡田以蔵には、少し違った印象があります。 「人斬り以蔵」。 この呼び名だけを見ると、華麗な剣豪を想像するかもしれません。 しかし、岡田以蔵はそうではありません。 むしろ、 「格好いい戦い方とは勝つことに特化した戦い方とは何なのか?」 ということを考えさせてくれる人物なのです。 岡田以蔵は「正々堂々の剣豪」ではなかった。 岡田以蔵は土佐藩出身の剣士で、幕末の尊王攘夷運動の中で活動しました。 武市瑞山(半平太)と行動を共…