天才バイオリニスト少女と言われた谷岡初音(門脇麦)は、あることをきっかけに舞台に立つことを封印して西さいたま市の市役所職員としてひっそりと生きている。 ところが、市長肝いりのシンフォニーフォールのこけら落としで、地元交響楽団(オーケストラ)が演奏することとなり、まったく活気もやる気もない楽団の立て直しにコンサートマスターとして駆り出されることになる。マエストロとしてドイツから4か月間の期限付きで楽団を率いることとなった市長の子息、常盤朝陽(田中圭)のかなり強引な勧誘に落ちたわけだけれど、そこまでわりとトントンと1話の中で展開して見せた。 初音が演奏の舞台から降りた理由もさっさと語られ、あっさり…