(声優:花輪英司(アニメ)/鈴村健一(CD))
漫画「ぱにぽに」に登場するキャラ。
血液型:O型、星座:水瓶座。本名不明。典型的なモヒカンデブヤンキー。姫子に対して非常に礼儀正しい。蛇状の未確認生物が体内に寄生しており、時たま彼の口から姿を現し警句を発するが、彼自身はその存在に気づいていないようだ。ネコ神様とは仲がいい。口癖は“○○○、ドットコム”。
由来には諸説ある。
初めはニューイングランド生まれの人達を指したが、その後独立革命期にはイギリス軍が植民地軍に対してこの言葉を使い、南北戦争の時は南部連合軍が北部連邦軍を指してこの言葉を使った。その後はアメリカ以外の国からアメリカ人一般を指して使うようになり、例えば20世紀の初めに様々な形でアメリカの介入を受けた中央アメリカやカリブ海諸国はこういうアメリカの政策に対してヤンキー帝国主義という表現を使っている。
(世界大百科事典)
ある説では海賊の名前Yankee Duch (1683),Captain Yankey (1684), Captain John Williams (Yankee) (1687)(同一人物?)によるとしている。
他の説では、NYのオランダ系移民がコネチカットの英国移民をこのあだ名で呼んだ(荒川惣兵衛「外来語辞典」)とある。もともとはドイツ人がオランダ人につけたあだ名(John Cheese)に由来するらしい。
その他、北アメリカにヨーロッパ人による植民が始まった当初、マサチューセッツに住んでいたネイティブアメリカンが、イギリス人を意味する英語の<English>あるいはフランス語の<Anglais>という言葉をなまって発言したものともいわれている。
1970年代から80年代にかけ、大阪は難波のアメリカ村に集っていた少年たちを「ヤンキー」と呼ぶようになったという説が有力。彼らはアメリカ村で購入した派手なアロハシャツや、ボンタンやドカンと呼ばれる太いズボンを身にまとって繁華街を徘徊していた。彼らの多くが髪の脱色を行っていたこともあり、それらの風貌と語尾に「〜やんけ」と付ける言葉遣いからヤンキーと呼ばれるようになったといわれる。他の説としては、矢沢永吉スタイルの頭をリーゼントにしたツッパリたちが、60年代アメリカンロックンロール風を気取っていたので「ヤンキー」という説、「やんちゃやな」という関西弁の影響という説などがある。
「日本国語大辞典」は茶髪の風習から、とアッサリしている。とりあえず80年代半ば以前の関西が発祥というのはどの説でも共通している。
たいていは「不良の吹き溜まり」と名高い学校が舞台となっている。主人公には腕に覚えのある者が多いが、例外的に「口先だけのシャミ」が、カメレオンなどの主人公となっている。