雨竜第一ダムは戦時中の1943年(昭和18年)に完成したダムで、石狩川水系雨竜川最上流部に発電用として建設されました。そのダム湖はかなり有名な人造湖である朱鞠内湖(しゅまりないこ)であり、人造湖としては国内最大級を誇ります。 建設に従事した労働者は延べ600万人と言われ、一日当たりでは最大7,000人が労働に従事したと伝えられる。その殆どは過酷なタコ部屋労働であり、正確な状況は現在も不明であるが、多数の労働者が過酷な労働と厳寒の気候に耐えられず犠牲となった。湖畔に程近い場所に建つ光顕寺に当時の犠牲者の位牌や遺品が史料パネルとともに展示されている。 ダム諸元ダム型式 重力式コンクリートダム堤高:…