キセル乗車の「キセル」は、両端が金属で中央が竹という構造から、無賃乗車の代名詞になったものだと思っていました。ところが、もともとの由来は少し違っていたと知って驚きました。 とはいえ、キセルの構造に由来しているという点では変わらないようです。 時代とともに言葉の意味が変化していくことを示す、興味深い例だと思いました。こういった言葉の由来を調べるのは本当に面白いですね。 無賃乗車を表す言葉には「薩摩守」という表現もあります。 こちらは、平安時代後期に薩摩守だった平家一門の平忠度の諱に由来しています。 もっとも、平忠度は藤原俊成に師事した優れた歌人でしたので、後世で思わぬ被害を受けたと言えるのかもし…