ろうあの女優。 1970年6月10日、北海道千歳市出身。 こぶしプロダクション所属事務所
映画 アイ・ラブ・ユー(1999年) アイ・ラブ・フレンズ(2001年) 旅の途中で(2002年) アイ・ラヴ・ピース(2003年) 黄泉がえり(2003年)
テレビ サイエンスミステリー 「徹子の部屋」 「星に願いを」 「F.B.EYE!!」(解説)、 「情熱大陸」 BSフジ「ロングインタビュー」
舞台 嵐になるまで待って(2002年、演劇集団キャラメルボックス)
Netflixにて視聴。 ネタバレが入りますので、未視聴の方はご注意ください。 『ぼくが生きてる、ふたつの世界』 公開年:2024年 上映時間:約105分 ジャンル:ヒューマン、コーダ 個人的満足度:★★★★☆4 予告編 youtu.be あらすじ 耳のきこえない両親を持つ大。両親に愛されて育ったが、まわりから特別視されることに嫌気が差し、逃げるように東京へ向かう。 キャスト 吉沢亮さん:五十嵐大 忍足亜希子さん:五十嵐明子 母 今井彰人さん:五十嵐陽介 父 ユースケ・サンタマリアさん:河合幸彦 上司 烏丸せつこさん:鈴木広子 祖母 でんでんさん:鈴木康雄 祖父 ネタバレあり感想 実話ベースな…
「ぼくが生きてる、ふたつの世界」(2024)は耳の聞こえない両親のもとで育った青年の揺れ動く心を描いたドラマ。監督は「そこのみにて光輝く」(2014)や「きみはいい子」(2015)の呉美保で、耳のきこえない母ときこえる息子の物語を映像に紡いだ渾身の作品。 原作は、作家・エッセイストである五十嵐大の実録ノンフィクション「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」(幻冬舎刊)。 主演は吉沢亮。母役の忍足(おしだり)亜希子や父役の今井彰人をはじめ、ろう者の登場人物にはすべてろう者の俳優を起用。脚本は「正欲」の港岳彦が手がけた。 ・・・主人公は、ろうの両親の…
高崎芸術劇場で上映の後、舞台挨拶に来てくださった今井彰人さん 映画を見てマジ泣きそうになったのは久しぶり ラストの、上京するときの駅のホームのシーンに 全部もっていかれました 原作は両親が聴覚障害者のCODA(コーダ)である 五十嵐大(1983年、宮城県生)のエッセイ 「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と 聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」 監督は9年ぶりの長編映画となった呉美保 子育てで映画を撮る時間が無かったとインタビューで話されていたそうですが その経験がこの映画に感動を持たせているのかも知れません 宮城県の漁師町で耳の聞こえない母明子(忍足亜希子)と 父陽介(今井彰人…
やっと「ぼくが生きてる、ふたつの世界」を観に行った。 じんわり来る映画だった。 もっと親子の葛藤を描くのかと思ってたら、 それよりも、「コーダ」として育った彼のことが中心で、 特に劇的なカタルシスがあるわけではなく、 生まれた時からの描写を淡々と重ねている感じ。 それでも、エンドロールの歌を聴きながら、 なぜだか涙が出そうな気がした。 両親の役やほかの役も本当の聾者の役者さんで、 だから何も違和感を抱かずに見ていられた。 聾者の方の現実や思いも、ところどころに挟まれていて。 そして、悩みはどこの家庭にだってある、と 聾者であることだけを特別視していない言葉も。 吉沢亮は、やっぱりいい俳優さんだ…
9月25日㈬。 Sさんと、「さいたま新都心駅」の「MOVIXさいたま」へ、呉美保(お・みぽ)監督の『ぼくが生きてる、ふたつの世界』を見にいく。 ★ 予告編 www.youtube.com 【公式サイト】 https://gaga.ne.jp/FutatsunoSekai/ ★ ろう者の両親と、耳が聞こえて話もできる息子の話。特に母と息子の関係が描かれていく。 前半、障がい者の家に生まれたことで、母につらくあたる「大(だい)」(主人公の名前)の言動が憎らしい。腹を立てながら見ていた。 母を演じたのは、忍足亜希子(おしだり・あきこ)。実際に聾者(ろうしゃ)でもある。このお母さんがよかった。 障がい…
封切り三日目。 席数117の【シアター1】の入りは二割ほど。 『呉美保』監督のフルモグラフィーを確認すれば、とりわけ直近の二作は、「家族」と日本に根深く蔓延る社会の問題を取り上げ、しかも終幕で僅かな光明は射すものの、根本的な解決は提示されないという共通点。 改めて〔そこのみにて光輝く(2014年)〕〔きみはいい子(2015年)〕をおさらいし、それだけで気持ちが沈んで行く。 で、本作。両親が聴覚障害者の家庭に生まれた『五十嵐大(吉沢亮)』が主人公。 原作者とは同名で、自身の体験を物語り化したのだろうことは容易に想定が付く。 元やくざで賭け事に目がない粗暴な祖父や宗教に入れあげる祖母が身近にいたら…
「ぼくが生きてる、ふたつの世界」2024年9月20日(金)シネ・リーブル池袋にて。午後2時5分より鑑賞(シアター2/F-4) ~聾者の両親を持つ息子の葛藤と成長。これは私の物語 9月19日、大宮ソニックシティ大ホールへ伊藤蘭のコンサートを観に行ってきた。相変わらず若々しくてエネルギッシュなステージだった。約2時間、歌って踊り続けるのだから大したものだ。それに刺激されて観客も大盛り上がりで、私もずっとスタンディングでペンライトを振り、踊りまくってしまった。こんなにはしゃいだのはいつ以来だろう? さて、そんなことには関係なく、「そこのみにて光り輝く」「きみはいい子」の呉美保監督が、9年ぶりに長編映…