ぼくが生きてる、ふたつの世界

最近の休日はベランダで読書をしていることが多いです。 周りに余計なものがないから集中できるし、部屋の中より気持ちがいいです。ビーチチェアに寝転がって、時々昼寝しながら（笑）ひねもす読書にふけったあと、秋らしい夕空が見えてくるともう、夕飯の支度です。 お休みの日は時間が過ぎるのが早い。 マスコミが103万円の壁とか騒いでますけど、ボクには意味がさっぱりわかりません。厚生年金の106万や130万の壁ならわかるけど、103万の壁を引き上げることの目的、具体的なメリットがさっぱり理解できない。 労働力の問題だったら壁そのものをなくして広く課税すればいいし（そうすれば少しは投票率は上がるでしょう）、10…

先日、とても心温まる映画を観てきました。 今日はサービスデーだし、映画でも観に行くか～と上映スケジュールを見て 見つけた映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」。 この映画のこと、全く知りませんでした。 ストーリーを読んで良さそうだと思い、こちらを鑑賞。 内容は、ひとりのコーダの成長日記。テーマは親子愛。特に母子愛かな？ コーダというのは耳が聞こえない、聞こえにくい親をもつ子どものことです。 少し前に「コーダ あいのうた」という洋画がありましたが、 それとはまたちょっと違った視点で描かれているような感じでした。 コーダの役は吉沢亮さんですが、両親役はろう者俳優さんだったので、 よりリアリティがあり…

2024年10月も映画館へ萌愛でGO！ ※ネタバレあり 侍タイムスリッパー 気になっていた映画。でも、東京の池袋シネマ・ロサだけの単館上映やったから諦めてました。評判が良かったのか全国放映になったので、いざ映画館へ。

ネタバレとか関係ない映画でしょう。で、disってもいないかな。 新宿ピカデリーにて鑑賞 原作は未読です。予告編で吉沢亮さんの表情が気になってはいたのですが、観ることはないかなと思っておりました。ですが、某SNSでいい評判を幾つか目にして、これは観ておいた方がいいよなと思い立って鑑賞に至りました。 私には少々掴みづらかった映画ではありますが、観てよかったなとは思いました。なんていうか、観終わったあとから少しずつ心にジワジワってくる映画かもしれません。 淡々と、表面だけをなぞった浅い描写というか、あまり人間関係といったものには深く踏み込まずに耳が聞こえない母と聞こえる息子（とその周辺）を映し出して…

10月9日㈬。雨。 Sさん、親戚Yさんのお見舞いで半日留守。 五十嵐大（いがらし・だい）の自伝的エッセイ『ぼくが生きてる、ふたつの世界』を読んだ。 映画を見て感動していたら、マー君のママさんが、コメントで、原作をご紹介くださった。 おもしろそうだぞ----さっそく読んでみる。 ★ びっくりするほど読みやすく、遅読のわたしでもどんどん進んだ。 最初のタイトルは『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』。 が、現在は原作も映画のタイトルと同じになっている。 （わたしは電子書籍で読んだが、文庫化のさいに映画と統一したのかもしれない） ★ 「聞こえない母」…

観てきました〜 吉沢亮さん手話上手い‼︎ 『星降る夜に』の北村匠海さんも手話上手でビックリしたけど、演技ができる人は手話もうまいのかな？ 手話の世界に片足？（つま先だけ？）突っ込んでる私が観た感想は… 『リアルだな…』 です。特に大きなイベントが起こるわけではないこの映画。とてもリアルな世界観でした。 耳が聞こえない両親 耳が聞こえる息子 耳が聞こえる祖父母 耳が聞こえる周りの人たち 全ての人が今回の映画のような人間関係性でないですが、聞こえる世界と聞こえない世界は壁を感じる時もあれば、壁を感じない時もあったりするあの曖昧さが複雑に表現されている感覚になりました。←上手く表現できない。。 で、…

2024年9月28日 『ぼくが生きてる、ふたつの世界』を観ました。 観たら評判良い理由がわかりました。楽しい映画なんですよ。湿っぽくて重苦しかったら嫌だなと思ったけど、全然そんなこと無い。 呉美保監督、映画うまいですね。今まで不勉強で存じ上げませんでした。過去作観なきゃ。 主人公の父と母がすごく良い夫婦なんですよね。ここに揺るぎない愛があるから、何が起こっても救われるし陰気にならない。愛情深くて可愛いお母さん最高なんだけど、お父さんも良いんです。おおらかで人をホッとさせてくれる。 息子も基本良い子。ですが、思春期のアレで積もり積もったものが爆発しちゃう。母にぶつけちゃう。傷つけて自分まで傷つい…