私の、生活の中で病院との縁が切れなくなったことの始まりは、12歳の夏でした。 当時、私は、習い事として、ダンスを週3回、英会話に週1回通っていて、忙しい毎日を過ごしていました。そんな生活をしていた12歳の夏に病魔が襲いました。 それは、急性骨髄性白血病でした。 今考えれば、咳が止まらなかったり、体がいつもよりだるかったり、気持ち悪くなりやすく食欲が落ち気味だったというのがありましたが、それ以外に、あざが出来ていたり、鼻血が出やすいなどの症状はありませんでした。 そんな私の病気が発覚したのは、夏のある日、ひどい倦怠感に襲われ、熱を測ったところ38℃以上の発熱が出たことがきっかけとなったのですが、…