今回も先天性心疾患の移行期を考えます。 先天性心疾患の移行期には患者の自立が必要とお伝えしました。 yandyandy.hatenablog.com 自立に必要なことは、自身を理解し自己決定が出来ることです。 しかし、子供は親の保護責任下にあり最終決定は親の承諾を要します。 では、成人するまで自立はできないのでしょうか。 いえ、成人してからでは遅いのです。 以前、ACHD NIGHTという日本成人先天性心疾患学会のウェビナーで「ACHDを持って働く」という回がありました。 その中で、将来についてACHD当事者が周囲と相談したいと思う年齢は16歳というデータがありました。しかし、実際に家族と話し…