抱き抱える枕、またはクッション。枕という名称がついているが、頭の下に敷くものではない。
日本では、寝具メーカーの研究により快適な睡眠を促すのに有効であるとして、90年代初頭から出回り始めた。素材や形状に工夫を凝らしたものも多い。
股にはさみ、両手で抱いて、自分の体を預けるようにするのが基本スタイルである。この状態が人に安心感をもたらし、体重を分散させ、寝返りの回数が減るために安定した睡眠が取れる。掛け布団を丸めたもので代用することも可能なので、抱き枕を持っていない人はぜひその効能を試してもらいたい。
また、近年ではアニメなどのキャラクターをプリントしたカバーが各社から発売されており、一人で過ごす長い夜の生活に役立てる人もいる。*1冬場などは、電気毛布と併用することが強く推奨される。抱き枕に物理的温もりが加われば、より良い睡眠を期待することができるためである。また、かわいい動物を模した抱き枕や、体の形にフィット合わせられる抱き枕など、晩婚化が進む社会的背景からか、多種多様な抱き枕が発売されている。
ストライクウィッチーズ ペリーヌ・クロステルマン 抱き枕カバー
*1:オタク同士の会話では、こちらのほうを意味する事がほとんど