『蜻蛉日記』 目次 〈凡例〉 ・原文は、言葉の区切りが分かりやすいように、なるべく漢字を多めにします。 ・現代語訳は、原文との対応関係を分かりやすくするため、若干簡潔です。 ・不明瞭な部分のみ、簡単な注釈を付けます。 ・蜻蛉日记(1)——序章_Ellen_新浪博客 (中国語訳参照サイト) 「吹く風に付けても訪(ト)はむ。細小蟹(サ,サ,ガニ)の通ひし道は空に絶ゆとも」。 「吹く風に言(コト)付けてでも、お見舞いしようと思います。蜘蛛(クモ)の通(カヨ)って来た糸の道は、空中で絶えてしまうとしても・・・」。 「高床拂尘待君至 古道寂寥无人迹 苍空浩渺径断绝 风起不禁寄相惜(每日拂拭床上积累的灰…